俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

冬の雷

2008年12月06日 | 俳句

『冬の雷 地響きたてて 落ちにけり』
(ふゆのらい じひびきたてて おちにけり)

『閃光も 地鳴りも怖し 冬の雷』
(せんこうも じなりもこわし ふゆのらい)

『寒雷や 紫の空 陽も見えず』
(かんらいや むらさきのそら ひもみえず)

『柿紅葉 一際大きく 散りにけり』
(かきもみじ ひときわおおきく ちりにけり)

『冬の水 さざ波小さく 心寒』
(ふゆのみず さざなみちいさく こころさむ)

『時雨るるや 腰の調子も 本調子』
(しぐるるや こしのちょうしも ほんちょうし)