酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

思いついて炒飯

2012-12-10 | こしらえた話。
二日間降り続いた雪がやんだ。
さらさらの雪が、いよいよ寒い本格的な冬の到来を思わせる。


少し肉が食べたいと、鶏モモをいつもの塩麹に漬けた。

さて焼きましょかという時、ふと思いつきその一部を小さく刻んでみた。それを炒飯の具にしてみようかな。


出来た、鶏肉の塩麹炒飯。上のごろんごろんは、小さく刻む前の本来食べようとしていたもの。ステーキにして添えてみた。

で、炒飯であるが、味付けは鶏肉につけた塩麹と、炒めながら味を見て少し足した塩麹のみ。その他、塩も胡椒も一切なし。果たして塩麹だけで焼き飯が作れるか試してみたら、これが案外面白いことになった。
塩気が逆に甘みを醸しだし美味しい。ご飯がぱらりとしにくい感じもするが、そのせいかチキンピラフのようなマイルドなテイストになったのだった。


塩麹で焼いた肉も、相変わらず柔らかく美味しい。

塩麹の力はすでに、十分に認めるところであるが、ご飯にも良いとは恐れ入った。
万能調味料の称号を与えるのは褒めすぎと思うが、今後も冷蔵庫の中で、頼りになる存在としてその座を誇っていくことは間違いない。