酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

またも居酒屋ランチに誘惑される

2012-12-19 | 旨かった話
今日は、気が重くも一応めでたくもあり、自分にご褒美(何も偉いことはしてないが)ってことで、お昼はトンカツ(いつもより値段の高い)にしよう。

と、歩いていたのだが、また偶然そこを通りかかり、見てしまった「川わき」のランチ看板。


おーまいがー。やなもの見ちゃったな。マスターの煮込みハンバーグは絶品だ。

ううむ、だが今日はトンカツと決めたし、ハンバーグはまたいつか食べられるかもしれないし、でも、そのいつかはいつになるかわからないし、トンカツはいつでもあるし、

ということで、ご褒美トンカツは延期。


お世辞にも、オサレな見てくれじゃないが、たっぷりとかかったソースは甘めで、実はこれが旨い。砂糖も入ってるだろうけど味醂も使ってるよねと技を盗もうにもマスターはふふんと笑うのみ。
ハンバーグは柔らかく、これまた旨いはず。

まずは目玉をごはんにべろんと移設し、黄身をくづしながらご飯を。
まったりもりもりと口の中が幸せになったところへ、ハンバーグを。

自分、多くの中では飯を食うのは遅い方(理由:よく噛む・喉が細い・歯が弱い)だが、今日のそれに関してはまさに「ぺろり」なのだった。

トンカツは後日にして、正解。

久々に魚醤を使う。

2012-12-19 | 酒風景
宴会が続くと食べたくなるのが青いもの。
なので先日は小松菜なんぞを(あれ?その前日はYukiyaでホウレン草のサラダだったな)肴に晩酌。


本で見て、拵えてみた小松菜とウインナーのナンプラー炒め。

実はこれ、小松菜よりもナンプラーが気を惹いた。確か冷蔵庫にあったなあと思ってのこと。
茹でモヤシや水菜などを和えナムルのようなものを拵えてみようと買ったナンプラーであったが、サラダとして食べる場合、使うのは中華ドレッシングの方が好みなので、ナンプラーの出番は少なく、いつも冷蔵庫の奥の方でひっそりとしていたのだ。

しかし、この料理にナンプラーは、というかこのナンプラーを使った料理は美味しい。
ごま油を使い、ニンニク、唐辛子でウインナーを炒め、小松菜に火を通す。味付けはナンプラーのみというシンプルなものだが、なかなか良い味。焼酎との相性も良い。

なるほど。ナンプラーも使い方次第。とても良い仕事をしてくれる。とは、はなはだ素人な物言いだが、日の目を見たナンプラーさんよ、今まで済まないことをした。これからは、もう少し時々は、美味しく使って見せようぞ。

何かで読んだのだが、タイの一部地域で手に入るナンプラーは本物の中の本物と称され至極旨いとか。

あ、そういう言い方をすれば日本にも醤油だって味醂だって味噌だって、本物の中の本物というのが存在するか。
限度のない飽食の中で、知らないことがあまりに多い。