酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

焼きチーズ、進化する。

2012-12-11 | 酒風景
スライスチーズをフライパンで焼き、パリパリなおせんべいにすると旨いというのは、酒肴愛好家には知られた話。

先夜はそれをグレードアップ。


しらす入り。栄養価もアップしてこれなら呑兵衛も安心さ(何が?)。

チーズを熱し、少し溶けてきたらしらすを上から盛りつけ、カタチを整えながら焼くとこうなる。ちなみに両面をカリッと。フォークを使うとひっくりかえしやすい。

しらすがほろ苦く旨い。チーズは案外日本酒にも(酒は選ぶが)合うので、意外な相性が楽しめるのだ。


本屋。料理本のコーナーの、端の方に必ずあるのが「おつまみ」系の本。チーズを焼くというのも、ネタの出所はその辺りからだった。
立ち寄ってみると、その種類の多さにびっくり。著者は料理研究家、タレント、飲食店オーナー、名の知れた料亭であったりと、これまた多い。何か一冊買おうかと思っても迷うばかりだ(どれも似たり寄ったりという気もしないでもない)。
そんな中、気を惹くのは、やはり独創性に富んだもの。いったいどんな味がするんだろうと、興味をそそるものだ。

この焼きチーズはもちろん、近年で印象に残っているのは「缶つま」。サバ味噌カレーは目からウロコであった。

自分も色々と試行錯誤(ときにはおバカなことも)をしているが、やはり書籍(ネットも含む)は欠かせない情報源。この先、どんな発想を持った人が出てくるか、大いに楽しみである。