酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

餃子を平均的に焼く

2017-09-23 | こしらえた話。
焼き餃子は日本料理らしいね。元祖、中国では焼かないとか。

焼き方については、いろんな人が、あの料理教室の巨匠まで、それぞれに手法を明らかにしているが、それぞれに違いがあってコレだ!というレシピはない。自分の好みややりやすいものを選べということだ。

なので平均的にやってみた。餃子はどこにでも売ってるような安価なもの。今回は一人前10個で調理(実験とも言う)。

焼き始め。


「油を熱し餃子を並べる」というヒトあり、「火をつけずに」というヒトあり。
「油多め」というヒトあり、「うっすらと」というヒトあり。
焼き上がりを均一化するならと思い、点火前に餃子をならべた。油は多くも少なくもなくって感じかな。

火力は中火で。
で、焼面が少しこんがりしたら水を差す。
あ、こんがり画像を撮るの忘れた(笑)

どの先生も共通して言ってたことは「熱湯で」。水だと温度が下がり生地がもったりとしてしまうんだそうな。
だから自分も熱湯を。餃子本体の1/4位が浸るくらいの量で。

で、フタをする。
閉じたままにせず蒸らし時間は2分位がよいみたい。餃子の耳がふっくらしたら頃合い。


こんがりと仕上げるために「油を差す」というヒトあり。結構多数意見なので、自分も大さじ1位を。

フライパンを四方八方に傾け(油を回す)、数秒間強火にして終了。
餃子が焦げ付いてないのを確認したら皿をかぶせ、エイッとひっくり返せば・・・

ご覧のとおり。


まあまあの焼き上がりですね。
だけど、焦げ率(そんな言葉あり?)が均一でない。これはフライパンの手入れが悪い(焦げ付きがある)から熱伝導率が良くないためか。


酢醤油、好みでラー油、というのが平均的ですかね。

で、パクリとひと口。うむ、焼面ややサックリ、中身ほっこり。美味しいね。餃子ってこんな感じがいいですねと、平均的に焼き上がったと思う。

「餃子には白ゴハンだよね」も平気的な意見かと思う。
「パンだよね」というヒトは少ないだろうな。「おかゆだよね」はもっといないと思う(笑)


自分も然り。ごはんを食べるのでなく、ごはんと食べるのがお作法。餃子の醍醐味はここにあると思う。

総論。

美味しかったと思います。平均的に(笑)