酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

寿司をツマミに

2017-09-24 | 旨かった話
昨日は友人Tとイベント見物。その後、時間がたっぷりある、ってことで昼呑み開始。

回る寿司屋で





冷や酒には巻き物がよく合うんだな。海苔だよ、海苔が決め手。
回る寿司屋のそれは粒も小さいんでお腹の邪魔もしないから、いろんな種類が楽しめる。

寿司が食べたくて行ったわけじゃない。
呑みたくて行く回る寿司屋。
昼呑みにはそんな定説ができつつある。

いや、すでにそうなってるな(笑)

餃子を平均的に焼く

2017-09-23 | こしらえた話。
焼き餃子は日本料理らしいね。元祖、中国では焼かないとか。

焼き方については、いろんな人が、あの料理教室の巨匠まで、それぞれに手法を明らかにしているが、それぞれに違いがあってコレだ!というレシピはない。自分の好みややりやすいものを選べということだ。

なので平均的にやってみた。餃子はどこにでも売ってるような安価なもの。今回は一人前10個で調理(実験とも言う)。

焼き始め。


「油を熱し餃子を並べる」というヒトあり、「火をつけずに」というヒトあり。
「油多め」というヒトあり、「うっすらと」というヒトあり。
焼き上がりを均一化するならと思い、点火前に餃子をならべた。油は多くも少なくもなくって感じかな。

火力は中火で。
で、焼面が少しこんがりしたら水を差す。
あ、こんがり画像を撮るの忘れた(笑)

どの先生も共通して言ってたことは「熱湯で」。水だと温度が下がり生地がもったりとしてしまうんだそうな。
だから自分も熱湯を。餃子本体の1/4位が浸るくらいの量で。

で、フタをする。
閉じたままにせず蒸らし時間は2分位がよいみたい。餃子の耳がふっくらしたら頃合い。


こんがりと仕上げるために「油を差す」というヒトあり。結構多数意見なので、自分も大さじ1位を。

フライパンを四方八方に傾け(油を回す)、数秒間強火にして終了。
餃子が焦げ付いてないのを確認したら皿をかぶせ、エイッとひっくり返せば・・・

ご覧のとおり。


まあまあの焼き上がりですね。
だけど、焦げ率(そんな言葉あり?)が均一でない。これはフライパンの手入れが悪い(焦げ付きがある)から熱伝導率が良くないためか。


酢醤油、好みでラー油、というのが平均的ですかね。

で、パクリとひと口。うむ、焼面ややサックリ、中身ほっこり。美味しいね。餃子ってこんな感じがいいですねと、平均的に焼き上がったと思う。

「餃子には白ゴハンだよね」も平気的な意見かと思う。
「パンだよね」というヒトは少ないだろうな。「おかゆだよね」はもっといないと思う(笑)


自分も然り。ごはんを食べるのでなく、ごはんと食べるのがお作法。餃子の醍醐味はここにあると思う。

総論。

美味しかったと思います。平均的に(笑)



吟醸唐揚げ

2017-09-22 | こしらえた話。
毎日麹or酒粕を摂ろう生活の一環。



何が吟醸なのかっていうと、下味に吟醸の酒粕を使ってるから。
いつぞや蔵の方に手技を聞いた塩麹ならぬ、塩酒粕である。


ほんわか吟醸香。旨いのだ。

酵素が肉を柔らかくするとか美味しくするとか言われるが、化学的な根拠は知らないのでここでは言及しないが、なんかそうう感じはする(笑)

冒頭で酒粕を摂ると言ったが、無論、健康配慮。のつもりだが、この場合はそれにあてはまるかどうかビミョ~(笑)
ぬぐい取ってるからねぇ。頂いたのは香りだけ?

以下、参考までに

●塩酒粕
酒粕を同量の水につけ溶かす。
酒粕の1/4~1/3を食塩を加え混ぜる。
よく混ぜたら塩酒粕ペーストの出来上がり。

時間を節約するなら、酒粕を練って水と混ぜても可。
すでに発酵してるわけだから、塩麹のように発酵時間を必要とせずすぐに使える。
その後は冷蔵庫で保存できるので便利(半月~1ヶ月)。

●唐揚げ
上記で唐揚げサイズに切ったムネ肉を半日漬ける(肉100gに対してペーストを大さじ1強って感じかな)。
揚げる時には、酒粕をぬぐい取り、片栗粉をつけて。
自分は酒(米)にこだわって米粉を使ってみたりして。米粉の方が薄衣になりカラッとする説あり。
焦げやすいので、低温でゆっくり揚げるのがコツ。

※慣れるまでは塩分、漬け時間は控えめに
 味が薄いのは食べる時に塩を振るとか醤油をかけるとかすればいいけど、出来上がりがしょっぱいのは取り返しがつかないからね

半熟卵黄の作法。

2017-09-21 | こしらえた話。
なんとなく白いメシを食べたくて、いや、あふあふと掻っ込んで食べたくて、ハムエッグ丼をこさえた。


ロースハムに卵2個。高級なブルジョア仕様(笑)

焼き加減も絶妙で、ほら、黄身がとろ~っと・・・



違~う!


黄身には箸で小さく穴をあけて!

そこに醤油をたらたらと流し込み!

黄身があふれないように膜の中でちまちまかき混ぜてから!

一気に目玉を崩し!

メシとごちゃごちゃになったのを貪り食う!


それが目玉焼き丼のお作法だろ(あくまで我が家のルールですが)。
カメラ持ってたら、写真映えをつい狙い、つい黄身とろりをやっちまった。

なんか味気なかったかも(笑)

地域密着 酒は男山

2017-09-19 | 酒風景
名残のトウモロコシ。



口に出来るのもあと少しだねえと「おばんざい たりき」のかき揚げに舌鼓。

酒は男山のひやおろし。


ちょっと前に紹介した同じ男山のひやおろしとは、ちと違う。
こっちは蔵の直売所のみで買える品なのだ(ちなみに中身もちょっと違うみたい)。

何がスゴイって、このラベル。


アザラシが酒盛りをしてる(笑)
事情を知らない人には何のこっちゃ?だろうと思うから、ちょっと説明を。

旭川といえば「旭山動物園」というのは随分と知られてきたことと思う。全国、世界各地から随分とたくさんのお客さんが訪れていて、ゴマフアザラシの展示施設「あざらし館」にも入館されているだろう。あざらし館の目玉はマリンウェイ。地上のプールと地下の水槽を結ぶ円錐形の、透明の通路みたいなもので、手に取れるような距離でそこを行き来するアザラシが見ものである。

マリンウェイではまさにこんな感じでアザラシが泳ぐ。もちろんぐい呑みは持ってないけどね(笑)。ボトルの形状をそれに見立てたかどうかは分かんないけど、その雰囲気が上手に描かれているあたり、じつによく出来たデザインだと思う。
そこまでやるならボトルも透明、ラベルも透明フィルムにしてほしいが、ボトルが茶色なのには意味があるし、コストを考えるとまあ仕方ない(動物園土産だけに売られてる訳じゃないしね)。

しかし、まあ、しみじみと愛着がわいてくることは確か。
動物園の町だから動物モチーフ?という短絡的な発想の商品があふれてる中、ここまでイケてるのはなかなかない。