Mちゃん(中2):
毎週、仲良しのM3ちゃんと二人そろってレッスンにやってきます。
いつもM3ちゃんが先にレッスンを受けるので(なぜか順番が決まってる)、自分の番まで待っている45分ぐらいの間、Mちゃんはエレクトーンで練習をします。
M3ちゃんがピアノのところに行くと、Mちゃんは自分でさっさとエレクトーンのところへ入って、スイッチを入れ、ヘッドホンをつけて、練習を始めます。
先生が、M3ちゃんのレッスンをしながら、時折チラッとエレクトーンの方を見ると、そのたびに、一心に練習しているMちゃんの後ろ姿があります。
バスケット部に入っていて、多分 家で練習する時間がないと思うので、その分 Mちゃんは教室で練習しているのでしょう。
(M3は、今日 合奏の譜面をあげたので『待ってる間エレクトーンで練習してて』と言ったら、1回でやめたぞ。でも彼女は、家でちゃんと練習してくるからいいんだと思う。教室では、まったりオヤツ食べてマンガ読んで待つのがいいんだろうね)
さて、M3ちゃんのレッスンが終わって、Mちゃんの番です。
ボサノヴァの「イパネマの娘」。
毎週、少しずつ区切ってレッスンしていますが、今は最初の1コーラスが終わって、アドリブに入ったところです。
ボサノヴァの左手は、リズムがとっても難しいのですが、Mちゃんはリズム感がいいし、音楽センスもいいので、しっかりとレッスンに食いついてこれます。
最初の1コーラスは もう暗譜ができて、すごくいい感じのノリで弾けるようになってる!
「よくなったね~\(^O^)/
気持ちいいでしょ、これぐらいノリノリで弾けると
」
「\(^O^)/うん! 気持ちいい
」
先生も共感してしまうような、軽快なボサノヴァが弾けている!
さあ、かっこよさの極致、アドリブを制覇しようじゃないか。
こういった曲の右手は、1にも2にもアーティキュレーションと呼吸です。
どんなに難しい譜面を弾きこなしていても、アーティキュレーションがダサかったら どーにもなりません。
そういうわけで、1フレーズずつ ほとんど口移しで、ニュアンスを伝えていきます。
生徒にセンスがなかったら ものすごく難しいレッスンだと思うけど、Mちゃんは的確に、先生の意図をつかんで再現してくれます。覚えるのも早い。
「なるほど。ここで切って、こう弾くんだね。だけど難しい~」
「難しいけどね。・・・毎度ピアノで練習できなくても、声で歌って覚えてもいいんだよ。歌がスラスラ歌えるってことは、ピアノでもすぐ弾けるってことなんだから。今日やったところ、歌える?」
Mちゃんは歌ってみました。
合唱団に入ってたんだから、音程は確かだし声も出る。
今日やったアドリブのメロディーが、見事なボサノヴァ・スキャットで保存されてます。
それなら大丈夫だよ。
エレクトーンで練習したり、スキャットで覚えたり・・・
いろいろ工夫しながら、かっこいいボサノヴァを目指そう。
毎週、仲良しのM3ちゃんと二人そろってレッスンにやってきます。
いつもM3ちゃんが先にレッスンを受けるので(なぜか順番が決まってる)、自分の番まで待っている45分ぐらいの間、Mちゃんはエレクトーンで練習をします。
M3ちゃんがピアノのところに行くと、Mちゃんは自分でさっさとエレクトーンのところへ入って、スイッチを入れ、ヘッドホンをつけて、練習を始めます。
先生が、M3ちゃんのレッスンをしながら、時折チラッとエレクトーンの方を見ると、そのたびに、一心に練習しているMちゃんの後ろ姿があります。
バスケット部に入っていて、多分 家で練習する時間がないと思うので、その分 Mちゃんは教室で練習しているのでしょう。
(M3は、今日 合奏の譜面をあげたので『待ってる間エレクトーンで練習してて』と言ったら、1回でやめたぞ。でも彼女は、家でちゃんと練習してくるからいいんだと思う。教室では、まったりオヤツ食べてマンガ読んで待つのがいいんだろうね)
さて、M3ちゃんのレッスンが終わって、Mちゃんの番です。
ボサノヴァの「イパネマの娘」。
毎週、少しずつ区切ってレッスンしていますが、今は最初の1コーラスが終わって、アドリブに入ったところです。
ボサノヴァの左手は、リズムがとっても難しいのですが、Mちゃんはリズム感がいいし、音楽センスもいいので、しっかりとレッスンに食いついてこれます。
最初の1コーラスは もう暗譜ができて、すごくいい感じのノリで弾けるようになってる!
「よくなったね~\(^O^)/


「\(^O^)/うん! 気持ちいい

先生も共感してしまうような、軽快なボサノヴァが弾けている!
さあ、かっこよさの極致、アドリブを制覇しようじゃないか。
こういった曲の右手は、1にも2にもアーティキュレーションと呼吸です。
どんなに難しい譜面を弾きこなしていても、アーティキュレーションがダサかったら どーにもなりません。
そういうわけで、1フレーズずつ ほとんど口移しで、ニュアンスを伝えていきます。
生徒にセンスがなかったら ものすごく難しいレッスンだと思うけど、Mちゃんは的確に、先生の意図をつかんで再現してくれます。覚えるのも早い。
「なるほど。ここで切って、こう弾くんだね。だけど難しい~」
「難しいけどね。・・・毎度ピアノで練習できなくても、声で歌って覚えてもいいんだよ。歌がスラスラ歌えるってことは、ピアノでもすぐ弾けるってことなんだから。今日やったところ、歌える?」
Mちゃんは歌ってみました。
合唱団に入ってたんだから、音程は確かだし声も出る。
今日やったアドリブのメロディーが、見事なボサノヴァ・スキャットで保存されてます。
それなら大丈夫だよ。
エレクトーンで練習したり、スキャットで覚えたり・・・
いろいろ工夫しながら、かっこいいボサノヴァを目指そう。