Tくん(中1):
1年ほど前から、ずっと「ブギウギ」系のピアノをやっています。
今のところ、このスタイルで けっこううまくいってると思いますが・・・
ではなぜ、先生はこのスタイルを提唱したか?
それはTくんが「男子」だからです。
私は、これまでにたくさんの「男子」とレッスンし、彼らの生態を観察してきました。
その結果、男子には女子にはない、いくつかの特徴があることが統計として得られました。
〔男子と女子の比較〕
女子 比較的骨が細く、関節が弱い。手の形やタッチを身につけるのに年数を要する
男子 比較的骨が太く、関節も強い。苦労せずに手の形やタッチを身につけられる。
女子 手先が器用
男子 手先が不器用
女子 好きでないことでも、言われればやる。
男子 気に入ったことしかやらない。
女子 努力ができる
男子 努力はきらい
女子 乙女心は複雑
男子 オトコ心は単純
女子 謙虚
男子 プライド高い
単純に言って、こういった特徴を 多かれ少なかれ「男子」はもっています。
Tくんは、単純明快な「そのまんま男子」なので、彼の行動は手に取るように予測できるヒバリ先生なのです
で、そんな彼にぴったり、とお薦めしたのが、今やってる「ブギウギ」なわけです。
〔ブギウギの特徴〕
短い ブルースは1曲が12小節しかない。短期集中型の男子でもこのくらいなら。
単純 コード進行が決まっているため、いちいち頭をわずらわせず新曲がパッと弾ける。
かっこいい ジャズなので、ノリ感や音使いがかっこいい。
強い指が必要 独特のタッチを要するので、指や手首の強い男子には最適。
どうです。
指が強くて、単純で、努力はきらいで、でもカッコマン・・・
そんな「男子」に これほどぴったりの音楽が他にあるでしょうか
男性のみなさん、ぜひあなたも一度、「ブギウギ」を経験してみてくださいな。
ごきげんですよ~
基本、男の子はみんな、大人になってもずっと「男子」なんでね・・・
M4ちゃん(小2):
「きょうはここやってきたよ」と、「ぴあのどりーむ」や「バーナム」を弾いているのを見ると、指はしなやかに動き、正確に打鍵し、安定したリズムを打てるコントロールができ・・・
いつの間にか、本当に上手になってるな~ と思います。
発表会の曲は、「お人形の夢と目覚め」の、「夢」の部分を練習しています。
もうできる部分は両手で弾き、まだのところは右手だけで弾きながら通していますが、
「この、最後のところ、右手だけならできるよ」
と、このページのクライマックス「お人形が目覚める」の部分を弾いてくれました。
「ママにおしえてもらった」と、この一番むずかしい和音を、もう覚えたようです。
ここがおぼえられて、結果的には大助かりなんですが、本人が苦労しないでおぼえてしまったということが ちょっと残念です。
それは、努力して困難を克服するという学習のチャンスを逃したということだからです。
そこで、「じゃ、左手もやってみよう。がんばって読めば読めるはずだよ」と応援しながら、その部分の左手を 時間をかけて読ませ、「苦労」の穴埋めとしました。
子どもたちが迷ったり手間取ったり、答えを間違えたり、ということは大人から見れば歯がゆいことですし、苦労していると可哀想にもなります。
けれど、それらは皆、子どもの成長に欠かせない「学習」なので、回り道であっても困難であっても、子ども自身で経験し、克服しなければいけません。
小さい子どもたちは皆、記憶力が大変すぐれています。
大人が「教えよう」と思わなくても、大人のやっているのを一度見ただけでも、すぐに記憶して、再現することもできてしまうのです。
しかし一番大事なのは、「知っている」とか「できる」ことではなくて、「知りたいと思う」「自分で調べてみる」「仮説をたてて、それを確認してみる」「できるまでがんばる」などの精神的成長なのです。
発表会の曲などでは、普段の練習曲より数段レベルの高い作品にチャレンジさせていることもあり、苦労の質も量も普段の何倍にもなりますが、それを克服できたときの達成感や充実感も、普段では経験できないほどの満足感となって子どもの財産になります。
そう考えて、大人の私たちは、今 子どもたちがヘタでも要領悪くても、彼らが質問してこない限り「教えない」我慢をしましょう。
そして子どもが質問してきたときも、回答そのものを教えるのではなく、考え方や工夫の仕方を一緒に考えたり、はげましたり、という方向で応援しましょう。
長い目で見れば、必ず良い結果が出ます。
夏の発表会が済んだとき、子どもたちみんなの心にどんな宝物が残るのか、楽しみに待ちましょう!
「きょうはここやってきたよ」と、「ぴあのどりーむ」や「バーナム」を弾いているのを見ると、指はしなやかに動き、正確に打鍵し、安定したリズムを打てるコントロールができ・・・
いつの間にか、本当に上手になってるな~ と思います。
発表会の曲は、「お人形の夢と目覚め」の、「夢」の部分を練習しています。
もうできる部分は両手で弾き、まだのところは右手だけで弾きながら通していますが、
「この、最後のところ、右手だけならできるよ」
と、このページのクライマックス「お人形が目覚める」の部分を弾いてくれました。
「ママにおしえてもらった」と、この一番むずかしい和音を、もう覚えたようです。
ここがおぼえられて、結果的には大助かりなんですが、本人が苦労しないでおぼえてしまったということが ちょっと残念です。
それは、努力して困難を克服するという学習のチャンスを逃したということだからです。
そこで、「じゃ、左手もやってみよう。がんばって読めば読めるはずだよ」と応援しながら、その部分の左手を 時間をかけて読ませ、「苦労」の穴埋めとしました。
子どもたちが迷ったり手間取ったり、答えを間違えたり、ということは大人から見れば歯がゆいことですし、苦労していると可哀想にもなります。
けれど、それらは皆、子どもの成長に欠かせない「学習」なので、回り道であっても困難であっても、子ども自身で経験し、克服しなければいけません。
小さい子どもたちは皆、記憶力が大変すぐれています。
大人が「教えよう」と思わなくても、大人のやっているのを一度見ただけでも、すぐに記憶して、再現することもできてしまうのです。
しかし一番大事なのは、「知っている」とか「できる」ことではなくて、「知りたいと思う」「自分で調べてみる」「仮説をたてて、それを確認してみる」「できるまでがんばる」などの精神的成長なのです。
発表会の曲などでは、普段の練習曲より数段レベルの高い作品にチャレンジさせていることもあり、苦労の質も量も普段の何倍にもなりますが、それを克服できたときの達成感や充実感も、普段では経験できないほどの満足感となって子どもの財産になります。
そう考えて、大人の私たちは、今 子どもたちがヘタでも要領悪くても、彼らが質問してこない限り「教えない」我慢をしましょう。
そして子どもが質問してきたときも、回答そのものを教えるのではなく、考え方や工夫の仕方を一緒に考えたり、はげましたり、という方向で応援しましょう。
長い目で見れば、必ず良い結果が出ます。
夏の発表会が済んだとき、子どもたちみんなの心にどんな宝物が残るのか、楽しみに待ちましょう!
Hさん(大人):
先週・先々週と2回、レッスンをお休みしていました。
なぜかというと、カナダへ旅行していたからです!
いいなー
お天気も良くて いい旅行だったみたいで、ガーデニング大好きのHさんらしく、いろんなところで撮ったお花の写真を見せてくれました
上の写真は、おみやげに買ってきてくれたレターパッドとキャンディーです。
レターパッドの絵は カナダに生息してるヘラジカ(ムース)。
「ザ・サウンド・オブ・ミュージック」じゃなく「ザ・サウンド・オブ・ムージック」って書いてあります
キャンディーはカナダの特産 カエデ(メープル)味。 形もです\(^O^)/
Hさん、先週帰国したそうで、それから1週間、ちゃんと練習してきててさすが!
先週・先々週と2回、レッスンをお休みしていました。
なぜかというと、カナダへ旅行していたからです!
いいなー
お天気も良くて いい旅行だったみたいで、ガーデニング大好きのHさんらしく、いろんなところで撮ったお花の写真を見せてくれました
上の写真は、おみやげに買ってきてくれたレターパッドとキャンディーです。
レターパッドの絵は カナダに生息してるヘラジカ(ムース)。
「ザ・サウンド・オブ・ミュージック」じゃなく「ザ・サウンド・オブ・ムージック」って書いてあります
キャンディーはカナダの特産 カエデ(メープル)味。 形もです\(^O^)/
Hさん、先週帰国したそうで、それから1週間、ちゃんと練習してきててさすが!