HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

いろいろなダンスの曲

2012年06月09日 | レッスン日記(小中高生)
Y子ちゃん(中1):
「チャルダッシュ・ラプソディー」、最後まで一応通して弾けるようになりました。
前半のゆっくりした、哀愁たっぷりの部分と、後半の急速なチャルダッシュの、二つの部分から成るこの曲。

後半のチャルダッシュの部分を急いで弾くと、指が転んだり、リズムが不規則になったりしちゃうね・・・
そのことは、Y子ちゃん自身も気づいてるよね。
指が転ぶのは、1本1本の指が完全に独立していないから。
だから、弱い指が強い指に引っ張られて、ついでに動いちゃうんだよ。
指を独立させるのには、まだ今の段階では 速い速度で弾かないほうがいい。
ゆっくり、確実にひとつひとつの音を打鍵し、耳でよく聴いてリズムを確かめながら、正確なリズムをコントロールできる指をつくりましょう。
それから、少しずつ少しずつテンポを上げて、その速度に対応できるように練習していきます。
まだまだ本番までたっぷり時間があるから、焦らず着実に練習していきましょう。

Sちゃんからのオファーで、連弾のセカンドパートをやることになった「アイ・ガット・リズム」。
ミュージカル「クレイジー・フォー・ユー」の中のナンバーで、作曲はクラシック音楽にジャズの要素を取り入れた、ジョージ・ガーシュウィンです。
いかにもアメリカらしい、軽妙洒脱なミュージカルナンバー、Y子ちゃん&Sちゃんコンビにはぴったり。
だって、二人とも同じバレエ教室に通ってたんだもんね。クラスは違ったけど・・・
小学生のSちゃんは今もバレエを続けてるし、受験でやめたY子ちゃんも、中学でダンス部に入った
ダンスが大好きな二人そろって、思いっきりノリノリで弾いてね

そうそう、「チャルダッシュ」だって、ダンスの曲なんだから。
踊りの好きなY子ちゃんなら、きっと楽しい演奏ができると思うよ。

ハモプリ・大人の女を目指して

2012年06月09日 | レッスン日記(小中高生)
女性コーラスグループ「ハモプリ」:メンバーはヒバリも入れて4人で、ギリギリ2パートに分けていますが、その編曲をしているヒバリは、ハモり部分を極力少なく、かつかんたんなように、と心をくだいています。
それはいうまでもなく、ハモプリの実力に合わせているからです。
何しろ練習が月1回だけなので、複雑なコーラスの練習などやってられないし。
今年のハモプリの目標は
「向上はできなくても、楽しく歌おう♪」ということで、それはすでに何年も前から達成されているのです。

一応コンセプトは「英語で歌うジャズ・コーラス」なので、今年のハロウィーン・コンサートでは「It Don't Mean A Thing If It Ain't got That swing(スイングしなけりゃ意味ないわ)」と、JUJUの歌った「Candy」を歌うことに決めて練習しています。
毎年毎年、大人っぽくかっこよく歌いたいと努めてるんだけど、いっこうに大人っぽくなりません。
オリジナルのCandyを歌ってるJUJUより、私たちのほうがずーっと年は上のはず。
なのに、JUJUより ずーっと大人っぽくなく、ずーっとセクシーじゃないのは不思議です。
まあ、ないものねだりをしてもしょうがないので、私たちは私たちらしく歌おう!と開き直って、毎年、けっきょく「元気いっぱい♪」のカラーを全面的に押し出しながら歌っています。
まさに「向上はできなくても楽しく」そのままです。
今年も元気いっぱい、がんばることになりそうな予感・・・

Sちゃん、伴奏たのんだよ♪

2012年06月09日 | レッスン日記(小中高生)
Sちゃん(小3):
「伴奏、練習してきたよ。おかあさんに特訓された!」と開口一番に言うので、それじゃまず、伴奏の曲からやってみよう、ということになりました。
曲は、ラテンの「メロンの気持ち」です。
「特訓してきた」という言葉のとおり、ちゃんとがんばって弾いています。
「それじゃ、キーボードに合わせてみるからね」
本番で使うキーボードをセットし、オートリズムをスタートさせて、先生がメロディーを弾きます。
「えっ、大丈夫かな」
Sちゃんはちょっとびびったようでしたが、真剣に集中してオートリズムを聞きながら、遅れたり走ったりしないように、とってもがんばって弾きました。
アンサンブル、というのは、ただ間違えずに弾くだけではだめ。
リズムがちゃんと合うことが、何より大事です。
間違えそうになったからといって止まったり、遅くなったりしてはダメ。
また、伴奏の人は、みんなの音をよく聞いて、みんなをリードし、盛り立てていく、とても大事な役目です。
Sちゃんがこの伴奏を経験することは、普段ではできない、とてもよい勉強になると思います。

ピアノに入門してからこれまで、Sちゃんはずっと「下級生の子たち」の位置にいて、コンサートの時には 上級生にリードしてもらって後からくっついていってた、といったようなスタンスで来たと思います。
確かに、年齢や経験順に並べれば 下級生には変わりないけど、それでももう3年生。
いつまでたっても「下だから」と言ってるわけにはいかないよね。
だって、考えてみて。
このまま何年もたって、Sちゃんが中学生になったときも、今の上級生のみんなが、まだピアノにいるかもしれないよね。
そしたらその時だって、Sちゃんはやっぱり下級生。
小さいから、楽ちんな役割りしかやらないでいいのかな。
そんなことないよね?
「下級生」だって、もういろんなことができるようになってる。
伴奏や、いろんな責任あるパートも経験して、いろんなことを勉強してもらいたいです。
一段と成長してくれることを、楽しみにしています。