HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

Tくんテキスト着々と

2019年02月23日 | レッスン日記(小中高生)
Tくん(年長組):
いきなりドアを開けて「ワーッ」と言うのが、本日の登場でした。
ピンポンでもなく、ポストカチャカチャでもなく(^o^)
これから、どんだけ登場バリエーションが増えていくのでしょうか。笑笑笑

さて、先週くらいから俄然 譜読みの力がついてきたTくん。
自分でも、音符・鍵盤・指 の3つが正しくリンクしてるのが心地良いのか、前にはお気に入りだった「クイズ」や「リズムカード並べ」もやらず、ひたすら楽譜を見て弾いていくことに集中しています。
今日は「バケツのあな」「こぎつね」「ゆかいなまきば」と テキストの曲、それから先生が作って渡していた「あなのなかのうさぎ」と次々 マルをもらいました。
Tくん、テキストをめくってみて「もう、あとちょっとしかないね」と言っています。
「そうだね」と先生。「あと残ってるのは、とんぼのめがねと、サボテンの曲だけだ。2つだけだよ。やっちゃう?」と聞いてみます。
「でもさ」と、Tくんが肝心なことを思い出させました。
「今日、まだおにのパンツをやってないじゃん!」
「そうだ。おにのパンツをやらなきゃね!じゃ、とんぼのめがねと サボテンの曲は 来週やることにしよう」
「うん!」
こうして、最後にTくんと先生で力を合わせ、演奏(弾けるところだけ)しながら 声高らかに おにのパンツを歌って 本日のレッスンは終了したのでした。

コードで弾く・エデンの東とサントワマミー

2019年02月23日 | ジャズ・ポピュラーその他の曲

M子さん(大人):
「3コードから弾ける!やさしいピアノ名曲150」から、今日弾いてきてくれた1曲目は「エデンの東」です。
1955年に発表されてから今に至るまで、不朽の名作とされているそのテーマ曲。
ゆったりとした3拍子の曲に、どんな伴奏形を合わせたら良いのか?
ポピュラー奏法は 何をしても自由、と演奏者に任されるので、まだ そのことに慣れていないM子さんは かえって自由すぎて迷ってしまうことがあるようです。
今日は、コードを和音で押さえる方法、分散和音、ワルツリズムなど、いろんな伴奏をご紹介して、来週まで 好きなスタイルで弾いてみてくださいね、ということにしました。

もう1曲は「サントワマミー」です。
「★★★レベル…挑戦してみたんですが、やっぱり難しいです」とのこと。
演奏を聴くと、右手のメロディーの 伸ばしておかなきゃいけない音をはしょって、どんどん先に進んでしまっていたので、寸足らずな感じになっていたのです。
なので、音符をちゃんと伸ばすこと、そしてその間、左手のコードで「チャチャッチャチャ」と埋めるように、とアドバイスして、間合いがとれるようにしてみました。
「難しいけど、楽しいです!」と 楽しんでくれてるM子さん、来週はどのように弾いてくれるでしょうか。
楽しみです。


ピアノは頭を良くするよ!

2019年02月23日 | 音楽のツボ
今日の日記で 中学生のMちゃんが 試験直前でもレッスンに来ていることを書きました。
試験前なんだから、レッスン休んで少しの時間でも惜しんで 勉強した方がいいんじゃないの、と思われる向きもあるかと思いますが、私 ヒバリ先生としては、Mちゃんや その他Nちゃん・Sちゃんたち ヒバリ教室JCメンバーの「レッスン休まない」姿勢を高く評価しています。
根を詰めて部屋にこもって勉強してるより、ほんの1時間かそこら パッと切り替えてレッスンに出かけ、ピアノを弾く方が、心身ともにリフレッシュでき、帰宅後の勉強の能率も上がります。
これは普段の日も同様で、日常の生活の中にピアノを弾く時間がある方が 学習効果が上がり、成績向上にもつながります。
そもそもピアノレッスンをすることは「地頭(じあたま)」を良くするので、特に勉強しなくても優等生でいられるようになるのです。
これは、私が何十年とレッスンしてきた中で 何百人という生徒や音楽関係者を見てきて 確信してることなので、ほんとです。
ブログやHPにも 何度も書いていますし、下記のサイトもご紹介ししていますので、レッスン生のみなさん、生活の中に うまくピアノを活用して、良いアタマを育ててくださいね〜

今こそ音楽を!
ピアノを習うと頭が良くなる?!

Mちゃん ・「雪は踊っている」はpppで。

2019年02月23日 | レッスン日記(小中高生)
Mちゃん(中2):
あさってから学年末テストだというのに、今日も休まずレッスンに来ました。
「これ、弾いてみた…」と持ってきたのは、前に「ヒガシマルうどん」やなんかと一緒にあげた「8小節ミニミニ楽譜」の中のひとつ≪雪は踊っているの冒頭≫です。
ホホゥ、これをやってみたか♪
いいねいいね。さっそくやろう。
「雪は踊っている」は、フランス近代の作曲家 ドビュッシーの「子供の領分」という曲集の中に入っています。
真っ白な粉雪が舞う 幻想的な情景が目に浮かぶような、ヒバリ先生の大好きな曲。
中間部は困難だけど、できたら 冒頭だけでも、みんなにちょこっと体験してもらいたい….
そう思って「8小節ミニミニ楽譜」に入れてみました。
「YouTubeで見たら すごい難しそうだったけど、ここだけなら弾けるかも…」
Mちゃんはそう言って、ゆっくり弾いてみています。
右手と左手が交互に1音ずつ打ち合う、今までやったことのないスタイルの曲は新鮮で、音符もわかりやすく「これ、おもしろい!」と、喜んで弾いています。
「うまいうまい!その調子。もうちょっと速く弾いてごらんよ」
とテンポを上げます。
「これは、目の前を雪がふわふわふわふわって舞い踊る感じだから、軽ーく弾いてね。ほら、ここに ppp って書いてある。これ、なんて読むんだ?!」
先生に質問されて、Mちゃん
「えーと、えーと、意味はわかるんだけど…すごく弱く、ってことですよね? うーん、なんかを2つ言うような…」
そうそう。がんばれ。
「ピアニッシモシモ?!」
残念〜 ( ;^O^)
答えは ピアニッシシモ、でした。
その ピアニッシシモで、軽やかに舞い踊る雪を表現します。
Mちゃん、もらった8小節の冒頭が弾けるようになり、
「弾けたら、なんか続きも弾いてみたいような…」
そうこなくっちゃ!
「弾いてみたくなるよね?!じゃ続きもあげるよ」
先生は、続きの楽譜もあげました。
そして 中間部は難しいけど、最後の方には また最初と同じメロディーが出てきて、ゆるやかに終わっていくから、最初と最後の部分を続けて弾くのはどう?と提案しました。
これなら、まもなく受験生ののMちゃんでも、無理のない範囲でドビュッシーの世界をちょっぴり味わうことができます。
「最後は こんなのだよ!」
と、YouTubeを見せたりお手本を弾いたりしながら、Mちゃんもがんばって弾き、結局レッスン時間全部、ドビュッシーで遊んでしまいました…
でも、いいのさっ
指の練習も たっぷりできたしね。
充実したレッスンができたんだから。