HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

Rちゃん・本当は実力あるんだよ。

2019年02月06日 | レッスン日記(小中高生)
Rちゃん(小2):
先生に頼んで作ってもらって、せっかく練習した「男の勲章」の楽譜を 忘れてきてしまいました。
「なんだー、残念だねぇ」
きっと、ずっと弾いてて ピアノの上に置きっ放しになってしまったのでしょう。
「しょうがない。じゃ、バーナムからだよ」
先生に言われて、「えー、やだな〜」と 途端にヘタれるRちゃん。
ピアノで好きな曲を弾いたり、ワークブックを色鉛筆で描いたりするのは大好きだけど、テキストの音符を読み取って弾くのは しんどい…と思っているのです。
「何言ってんの。もう簡単に弾けるはずなんだから、やろ!」
先生に誘われ、しぶしぶピアノの前に座ります。
バーナムは、1曲1曲がとても短くて、小さい生徒も負担なく取り組め、達成感が得られるので、子どもたちからも好評です。
Rちゃん、初めは「難しそう…」と気後れしていたようですが、弾き始めると ちゃんと楽譜を見ながら次々と弾けて、結局 4曲も合格してしまいました。
ほーらね、やればできるでしょ。
そのあとは「たのしいピアノレッスン」の中の「つきのひかりに」を、楽譜を見ながら 右手、左手 両パートを合わせて弾くことができました。
Rちゃん。やればできるんだよ。
もう、ちゃんと音符を読んで弾く力がついてる。
自分で「読むのがしんどい」と思ってるだけ。
それに、今日Rちゃんが弾くのを見て気づいたこと…

Rちゃんの手は、ほっそりした身体の割には指ががっちり・しっかりしていて、何も言わなくても きれいなフォームとタッチができている!
女の子の場合、指や骨格が華奢(きゃしゃ)で弱く、きちんとしたフォームでしっかり打鍵させるまでに 何年も手取り足取り訓練しないといけない事が多いのですが、Rちゃんはまだ2年生なのに、生まれつきしっかりしたフォームとタッチで弾くことができる。
素晴らしい!
この 恵まれたタッチのできる手は、これから かっこいい曲やダイナミックな曲を弾く 強力な武器になるはず。
だからRちゃん、音符しんどいなどとぐずぐず言わず、バリバリ取り組んでほしいよ。