HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

サー・デュークのエンディング〜 これで速く弾けるかな

2020年09月24日 | 弾き語り

Kさん(メンズ):

「サー・デューク」の弾き語りを練習中です。

発表会は12月の初めなので、練習期間はあと2ケ月です。

今日は最初から最後まで、通して弾いてみました。

もう、楽譜や歌詞は全部入っているので安心です。

苦労してるエンディングのピアノソロも、がんばって大体弾けるようになったんですが、途中一部分だけ、どうしても困難な部分があり、スラスラと弾けません。

「サー・デューク」はピアノで弾くための曲じゃないので、初心者の人が両手ユニゾンで弾くのは、確かに難しいです。

練習曲として弾くんだったら、片手でいいや、ってことにしておくんですが、今回は発表会での演奏なので、出来ることなら両手でかっこよく弾いてもらいたい。片手と両手ユニゾンでは、迫力がまるで違ってきますから。

どうしたらいいかな…

Kさんに代わってピアノの前に座ったヒバリは、いくつか試し弾きしてみました。

「よしっ、こうしよう」

そして弾いたフレーズ。

「どう?バレてます?」

そこには「ある仕掛け」…というか、「抜け道」がほどこしてあってね。言わなきゃわからないレベルですが。

「バレてない…というか、どう違うんですか?」

「バレてないならいいや。ココでズルをしよう。そうだ、ついでにココもこうして」

と、もう一度弾いてみます。

「今のは2つズルしたけど、さっきの1ズルと、今の2ズルと、比べてみてどうですか?」

「バレないです。っていうか、他の人にもバレませんか?」

「絶対バレません!」

ヒバリは自信を込めて言いました。

本番演奏では、楽譜にこだわってタドタド弾くより、多少アレンジしても(そうだ、ズルじゃなくアレンジって言えばよかったんだ)、勢いよく堂々と弾く方がずっといいです。

変えた部分はそれなりに練習が必要ですが、それでも元の楽譜よりは大分弾きやすくなるはずです。

ってことで、Kさんの苦手だった部分には、いくつかのズル、というか抜け道、というかアレンジ、というか…を採用することにしました。

何ズルしたか、そしてそれはどこなのか。

それは演奏者Kさんと、指導者ヒバリ先生だけが知っている…

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