三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

感情的に。

2007年02月02日 | EN
連日DOJYOJIの稽古でした。

今日の最後に、「哀しい音」のテーマでやったのが、
すっごく気持ちよかった、というか、気持ち入り込んで弾けた、というか。
ただし。再現しろといわれても、難しい…
でもビデオ撮影してくれてたから大丈夫w
今度から忘れずに録音するもの持参しなきゃ。

DOJYOJIの稽古は、今のところほとんど即興でやってるのですが、音は三味線のみ。
なので、音の動きに制約かからないし、
何よりテンポとか間を自由に使えるのがうれしいです。
踊りがあることで、安心して、間を多用したフレーズが使えるんです。
つまり、音と音の間の空白。余韻をきかせながら、
唄でいうならウィスパーボイスで途切れ途切れに呟くような感じ。

本当は、ソロで曲弾きやるときにも、そういうフレーズを使いたいんだけど、
舞台に一人きりでそれをやるのは、怖いです。
お客さんに、「手が止まった? 忘れた?」とか思われるんじゃないかと心配で、
つい音で埋めつくしてしまうのですが、
今回はその心配がないので、ものすごく表現の幅が広がってます。
緩急強弱の幅を広く使えるので、いろんな展開に持っていけて、
唄うような三味線を弾きたいって思ってたことが形になりつつあるし、
ほんとに楽しいです。
三味線にはまだまだ可能性がある。
心なしか、この稽古に行くと、三味線も機嫌がいいみたいで、よく鳴ります。


やりがいあるものを、どんどんやっていけたらいいなと思っています。
なんか、某団体のMLでイライラさせられる発言があったのですが、
忘れよう。メールは削除。
私にも言いたいこと山程あるけど、おいとこう。
音楽に関しては、私かなり感情の起伏激しいんですよ…
コメント (2)
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