三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

レクチャーコンサート。

2007年07月09日 | ライヴ日記
唄との関わりからみた津軽三味線の歴史と特色

というテーマで90分のレクチャーコンサートをやりました。
最近は演奏するばっかりで、レクチャーは久々でした。
たまには賢そうなこともやらねばいけません(笑)。



プログラムは、〈鈴木主水口説〉から始まって、
小原節、よされ節、じょんから節、津軽甚句、と唄もの目白押し。
最後に曲弾き時代ということで、
〈三味線よされ〉と〈六段〉を並べました。

今回、このテーマを設定したのは、
自分の表現スタイルとして弾き語りを打ち出していくという意識の現れです。
と同時に、津軽のリズムとか、門付けの話とか、叩きと弾きとか、
地味で難解かもしれないけれど、それこそが津軽三味線の魅力だと私が感じる部分を、
きちんと伝えたい、という想いもありました。
だからこそ、敢えて三味線よされを入れたりしたわけです。

ラストに、スペシャルゲストとして、
mihorinnとくーさんをお迎えして、〈RIN-燐-〉を演奏♪
お二人とも忙しい中ありがとうね!!

アイヤ節の話とか、もっとやりたかったこともありましたが、
なんとか90分まとめられたかなと思います。



コメント
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