三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

フィギュア。

2014年02月15日 | 三味線のはなし
羽生選手、金メダル!めでたい!!

結果が分かっている録画放送を見ながらの
音楽についての一考察。

ニーノ・ロータの情感に訴えるメロディーは鉄板だし、
四季の音の重なりの華やかさだとか
リバーダンスのビート感だとか、
まさに、音楽の三要素はメロディー、ハーモニー、リズム。

でも、それはあくまでもクラシック音楽と、それをベースにしたポピュラー音楽における約束事。

和楽器で曲を書くときに、こういうものを求めてはいけない。
そういう書き方をすると、どうしても不足感がある。
低音がほしい、とか
音の厚みがほしい、とか
そもそも楽器の数が足りてない、とか。

そうじゃなくて。
全然違うアプローチで
全然違うゴールがあるはず。

あるはずなんだけど、
耳が馴れてしまってるから、ついそんな音を求めてしまうんだよね。
みんな。
いろんな人がいろんな編成で和楽器の曲を書いてるけど、
圧倒的にすごいと思わされる曲にはなかなか出会えない。
古典の方が結局はいい、ってことになってしまう。
あー、だから英哲さんが太鼓だけで世界を作れるのは本当に凄いと思ってる。


書きたい気持ちはあるのに、
何か思うように書けなくて燻ってます。
コメント
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