三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

まさかのアンコール。そしてリクエスト。

2016年05月18日 | ライヴ日記
アフリカからのお客様50名をお迎えして
二時間で雅楽からJ-POPまでの日本音楽を概観しちゃう企画の中で
津軽三味線を紹介するお時間10分を頂戴しました。

主に10代の子どもたち、ということで
ただ聴いてもらうだけじゃない変化球を入れようと、
でも、さすがに一人で盆踊りワークショップは諦め、
三味線組み立て実演からの津軽タント節。

タント節は本来は秋田民謡ですが、
前弾きが津軽三味線曲弾きダイジェスト的に派手な唄なので、
一曲しか弾けないときには、よくやります。

みんな音楽をやってる子どもたちで、
すごく熱心に聴いてくれて、
もう十分うれしかったのですが、
まさかのアンコール。

ここはオーソドックスに
じょんから節で。

そのあと、質問タイム。
みんなすごく積極的。

手の動きがとても柔らかいと思って見てました。
僕はバイオリンをやっていますが、ぜひアドバイスをください。

とか、嬉しいんだけど難しい質問!

そして、

三味線でトラディショナル以外の曲も弾けますか?

という質問も。
気軽に弾けますよーと言ってしまったら、
何か弾いてほしい!となってしまい、
何年ぶりかで「コンドルは飛んでいく」を出しました。
引き出しって大事ですね!

本当、すごく良い経験をさせていただきました。
音楽は国境を越えられなくても
音楽を愛する心は国境を越えられるのかもね。
もっと自分の引き出しを増やしていきたいと前向きになれた一日でした。



コメント
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