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三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

おくることば。

2017年03月27日 | 鑑賞
ちょっと遅ればせながら
卒業式の話題。

私は基本的に学校に馴染めなかったから
卒業したくないと思ったのは大学の時だけ。

そうはいいつつ
大学の卒業式の記憶などほとんどなく、
何だかんだと卒業してからも
8割くらいの出席率でゼミのイベントには行ってたし
現在進行形でまだ先生のところの子の気分だから
ちゃんと卒業してないのかもしれない。


ところで
今年の京都芸大の卒業式での学長式辞が
感動的だったので、引用からの引用。
森村泰昌氏の言葉を引用する鷲田学長からの引用です。


いきがいって ことばが あるね。
だれかのために なにかを してあげるとかさ。
スポーツで いい タイムを だすとかさ。
でもね,
だれもが いきがいを
みつけられるとは かぎらない。
いきがいに なることが なにも ないときは
どうすれば いいのだろう。
こたえは,
ふくおかさんの さくひんが おしえてくれる。
そう,なにを していいか わからないときは,
「何も することがない。」ということを
やりつづけたら いい。
ふくおかさんは,
なんびゃっかい,なんぜんかいと,
「何も することがない。」と
ほりつづけました。
それが さくひんに なる。
げいじゅつに なる。
なにも することが なくても,
げいじゅつの かみさまは,
あなたを みすてません。



全文は京都芸大のホームページで。
震災被災地のことに触れられた部分も素晴らしいので
ぜひご覧ください。



コメント (4)
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