活字中毒なので
月に5、6冊くらいは本を読む。
ただ、小説を読むのは苦手。
読後感を引きずってしまいがちなので
とくに現代小説は慎重に選びます。
そんな中で
もう何年もずっと気になっていて
でも読むタイミングがなかったこの本を
ようやく手に取った。
想像ラジオ / いとうせいこう
この世とあの世の狭間から
想像力によって伝わるラジオ。
震災で死んでしまった人たちが語る
そのときの戸惑い、不安、孤独。
伝えきれなかった心残り。
あるいは、その大きな被害を生んだ
この数十年の政策への怒り。
そして生きている人たちも
その声を聞こうとする人と
当事者以外には立ち入るべきでない領域だと考える人と。
読むのがこわいと思っていたのも
やはり間違いではなくて
胸が締めつけられるような場面もあったし
厳しい問いを突きつけられたと感じる部分もあるし
最後は号泣だし。
時間はかかったけど読んでよかった。
今またそういう時期に来ているのです。
月に5、6冊くらいは本を読む。
ただ、小説を読むのは苦手。
読後感を引きずってしまいがちなので
とくに現代小説は慎重に選びます。
そんな中で
もう何年もずっと気になっていて
でも読むタイミングがなかったこの本を
ようやく手に取った。
想像ラジオ (河出文庫) | |
いとうせいこう | |
河出書房新社 |
想像ラジオ / いとうせいこう
この世とあの世の狭間から
想像力によって伝わるラジオ。
震災で死んでしまった人たちが語る
そのときの戸惑い、不安、孤独。
伝えきれなかった心残り。
あるいは、その大きな被害を生んだ
この数十年の政策への怒り。
そして生きている人たちも
その声を聞こうとする人と
当事者以外には立ち入るべきでない領域だと考える人と。
読むのがこわいと思っていたのも
やはり間違いではなくて
胸が締めつけられるような場面もあったし
厳しい問いを突きつけられたと感じる部分もあるし
最後は号泣だし。
時間はかかったけど読んでよかった。
今またそういう時期に来ているのです。