![]() | 雑誌 邦楽ジャーナル 2018年2月号 373号 遠TONE音 雪物語 (送料など込) |
Kawai-JPN Traditional Instruments 河合琴三絃司 |
邦楽ジャーナル2月号
表紙&インタビューは座敷唄&二十五弦箏のユニットMARU-YAさん。
しかし
インタビュー記事の中に気になる文。
端唄をインテンポで演奏する。
平均律で端唄を唄う。
これらの難しさを言っている。
あかんねん。
こういうのに引っかかりを覚えるのです。
私みたいに洋楽畑から入った人間からすると、
それは全然難しくない。
むしろ、本来の端唄の持ち味である揺らぎを出す方が難しい。
でも、揺らぎを出したい。
それがないと、良さも何もないと思うから。
大事な部分を落っことしてしまいたくない。
そういう現代感覚ではパッと拾えない音を
どうやって聴いてもらうきっかけを作れるか。
ということをずっと考えているのです。
インタビューの中で
三味線の山本ゆきのさんはこう言ってる。
「現代邦楽の初演をさせていただく時期があったんですが、
三味線の良さがなくなるという疑問をいつも抱いていました。
それなら三味線らしい、今の時代に合った曲を自分で作ろうと」
同感!!
現代邦楽の三味線は本当に残念な感じがする。
三味線て、こんなんじゃないよと思う。
端唄の良さもわかる。
瑠璃の会が終わったら、
ちょっとそっちも考えたいと思ってます。