三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

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三味線の糸を替えるのが苦手です。

2020年09月02日 | 三味線のはなし
それこそ、もう何年、三味線弾いてるねん、て話ですが、
実は未だに三味線の糸を替えるのが苦手です。。

糸をかける途中で折り目がついてしまったり、
のばし方が足りずに音緒切れしてしまったり、
毎回、ちょっと緊張しながら替えてます。



三味線の弦は絹糸。
撥が当たるとどんどん減るので、
本番前には必ず張り替えます。
しかし、新しい糸は伸びるので、
糸をかけるときに適度にのばしておかなくてはなりません。
そのあたりの力加減が難しい。
いつもどきどきする本番前夜。。


津軽三味線の場合は弾き方が激しいので、
三の糸はテトロンやナイロン弦を使う人が多い。
私も長時間の舞台や野外ではテトロン弦を使うけれど、
本当は絹糸が良い。
まぁ、津軽三味線に絹糸を使うとか、
正気の沙汰ではないと言われたりしますが(笑)、
音が全然違う。
絹糸の音色がどうしても欲しい曲もある。

三味線はデリケートな楽器だ。


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►演奏予定
 9月10日(木) 天Q邦楽の宴@京都・天Q
 9月13日(日) 猫と蛇 Shamisen vs Sanshin @祇園しんうえもん
 詳しくはこちら
►演奏依頼 承ります
 ステージイベント、パーティ、ブライダル、レクチャーコンサート、
 ワークショップなど、三味線出張演奏いたします。
 小さな会場でも、ご予算が少なくても大丈夫。
 ブッキングライブ、コラボレーションなども歓迎。
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