三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

レパートリーについて考える。

2021年05月03日 | 三味線のはなし
昨日のブログの続き的に。

レパートリーを広げることは、もちろん大事。
ただ、粗製乱造は避けたいと思っている。

完成度が低い、と自分でも薄々感じる新ネタを
ライブでおろしてしまうのは
結局、自分が損をする。
たとえば去年の自分は
そんな方向に道を誤りかけてたなとも思う。
気にしてないつもりでも、いろんな人がやってる
”三味線で〇〇弾いてみた”系のやつに侵されてたのかもな。笑

もちろん、レパートリーに変化球は必要。
流行りの曲とか、みんなが知ってるスタンダード曲は
民謡だけじゃキツイな、という空気のときに放つ”飛び道具”。
ただし、飛び道具にもクオリティが必要。
何でもやればいい、ってわけじゃない。

でも、新しいもの、目新しいものよりも
もっと大事にしたいことは、”何度も聴きたい”と思ってもらうこと。
良い曲を弾き込んで弾き込んで練っていきたい。
たとえば、「よされ節」は私にとってそういう曲。

自分の演奏を客観的に聞く時間を持とう。
最近の心がけ。


 椿紅静月×松浪千静×豊澤住静
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►演奏予定
 5月21日(金) 三味線三昧@京都・天Q
 詳しくはこちら
►演奏依頼 承ります
 ステージイベント、パーティ、ブライダル、レクチャーコンサート、
 ワークショップなど、三味線出張演奏いたします。
 小さな会場でも、ご予算が少なくても大丈夫。
 ブッキングライブ、コラボレーションなども歓迎。
コメント
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