読書記録。
このタイトルから
私などはすぐに東北を連想してしまうわけですが、
姜信子と山内明美との往復書簡で話題にのぼるのは
東北にとどまらず、水俣、沖縄、朝鮮、、と広がっていく。
往復書簡は”復興五輪”とうたわれた東京五輪が近づく2018年に始められ、
思いがけないコロナ下に続いていく。
水俣の問題にたびたび触れられるのだけれど、
偶然、私はコロナ下に『苦海浄土』を読んでいて
その時、水俣と福島の相似に愕然としたのを覚えているが、
同じようなこともっと度々起きているのだ。
個人的に、とても興味深かったのは宮沢賢治の話で、
私が子どもの頃から抱えている
宮沢賢治への漠然とした違和感のようなものが
うっすら言語化されたように感じた。
それは、宮沢賢治の言葉そのものではなく
その意味合いを読み替えられてしまったことへの
拒否反応だったのかもしれない。
椿紅静月×松浪千静×豊澤住静
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►活動予定
10月14日(土) 岡崎ワールドミュージックフェスティバル
10月28日(土) 娘義太夫豊澤住造一門の会・乙女文楽と娘義太夫の会
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