練習する、というと
曲を仕上げるとか
難しいフレーズを弾けるようになるとか
そういうことばかり考えがちだけれど、
どこかで頭打ちになる。
なんか違う、しっくりこない、
手は間違ってないけど何かが足りない、
それはつまり
一音がおろそかになっているのではないか。
三の糸の開放弦を鳴らす。
ただこれだけのことが
何よりも難しい。
でも結局のところ、その一撥の積み重なりが曲になる。
一撥ずつがしっかり出来ていなければ、
全体としてダメなのは当たり前。
誰よりも自分はごまかせない。
これは筝曲部のマンガだけど
この中で堂島先生がいう
「一音を軽く見て雰囲気で弾けた気になっている」という言葉、
本当に大事なことだなと思う。
いつも、どんな時でも、どれだけ経験を積んでも、
守るべき基本。
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►演奏予定
11月24日(日) 天Q邦楽の宴
11月30日(土) 娘義太夫 豊澤住造一門の会
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