演奏における自己顕示欲について考える。
基本的に
自己顕示欲の強いパフォーマンスが苦手だ。
技術やパワーを見せつけるようなのも
やたらと客を煽ってくるのも
好きではない。
演者の自己開示を見たいのではなく
その曲の世界を表現してほしいし、表現したい。
と思い続けていて、
この頃、本番で自己顕示欲が顔を出すことはほぼない。
舞台に立っていれば
どうしたって格好つけたくなる瞬間がある。
今日の自分が調子が良くて
技をアピールしたくなることもあるし、
他のパフォーマーへの対抗心が顔を出すこともある。
お客さんが多ければ
大きな拍手が欲しくなって
いつもより力が入ってしまうこともある。
とくに、津軽三味線はそういうことがしたくなるジャンルだ。
それでも
最近はことさらに自分を大きく見せようと思わなくなった。
曲に集中して演奏できている、
という点では良いと思っていたのだけど、
これもまた、自己顕示欲がなくなると、
人前に出ることに対する貪欲さも
失われるのかもしれない。
ちょっとバランスが悪いこの頃。
椿紅静月×松浪千静×豊澤住静
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►活動予定
1月18日(土) 義太夫体験教室@一心寺・南会所
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