楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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今戸神社(旧日光・奥州街道の番外記 5)

2013年06月10日 09時44分57秒 | ひとり歩き旅
(山谷掘公園)

(聖天橋)


(今戸神社)
山谷掘公園入り口の今戸橋から二番目の橋、聖天橋を東へ進むと、
左手に浅草高校の建物があり、その右手に神社が見える。
今戸神社である。

浅草高校横の通路からは、
今戸神社の裏側から入ったようなものである。
神社正面入り口は反対側にあって、
今戸神社の大きな石碑があり、石の鳥居もある。
奇妙なことにこの鳥居の前に、沖田総司終焉の地という看板がある。
何故かと言うと、沖田総司の墓所は東京都港区の専称寺と、
ボクの記憶にあるからだ。
(浅草高校脇から見た今戸神社)

(神社正面入り口の鳥居)

(沖田総司終焉の地の看板)

若いお嬢さんたちが、神殿の前に沢山居る。
どうしてこんなに沢山の女性が居るのか、
まさか沖田総司ファンでもあるまい、と不審に思った。
そういえば境内に、養殖のホタテの貝の様のものが沢山くくりつけてある。
近寄ってよくよく見ると、その帆立貝が、一枚一枚絵馬になっている。
(今戸神社の神殿)

(和服姿のお嬢さん)

(帆立貝に見間違う絵馬)

(帆立貝に見間違う絵馬2)

普通、われわれが良く見る絵馬は、家の形をしていて、
板に馬の絵が書いてあり、裏面にお願い事を記入して神に祈るのが普通だ。
ところがここでは、絵馬の形が丸く、
遠くから見ると帆立貝の貝殻のように見える。
一枚づつ見ると、(えんむすび)書いてあり、
白い招き猫が二匹並んで描かれている。
猫の足元に今戸神社と書かれている。
その裏にお願い事を書いて奉納するのである。
(縁結びの招き猫の丸い絵馬)

(願い事のある絵馬)


神前には老いも若きも、神妙な顔つきで良縁を願って、
鰐口をならし賽銭を投げている。
出来れば良縁にありつけることを祈ってやまない。
しかし、手をこまねいていて良縁にありつけるわけでなく、
およそ縁とは自分で見つけるもので、自分で作り出していかねばならない。
倅にしても、娘にしても、どうも最近は女性のほうがしっかりしているのか、
女性がアプローチをして、結婚にまで持ち込んでいる。
子供たちの話を聞いていると、どうもそのようであるらしい。
(賽銭を投げて良縁を求めるお嬢さんたち)


世のお父さんお母さん、お子さんたちの将来を考える前に、
女性が主導権を持っていることを忘れないで、
ご指導されますことを祈っております。

宜しければ、浅草の今戸神社にお出かけになって、
縁結びのお祈りをされますと、
なお宜しいかと・・・・。

(願い事を招きよせる招き猫たち)


境内には沖田総司終焉の地の石碑もある。
隣に説明板があり、
(沖田総司は当地に居住していた松本良順の治療にもかかわらず、
その甲斐も無く当地で没したと伝えられる。)とある。
(沖田総司終焉の地の石柱)


さすがにお墓とは言えず、終焉の地としているが、
昔、名を成した人のお墓はあちこちにあるものである。
ボクの知る限り、吉田松陰は3箇所、近藤勇は5箇所、
木曾義仲は2箇所、松尾芭蕉も2箇所。

それではボクのお墓は何箇所になるだろうか・・・

う~ん0箇所かな・・・。

そうだそうだ、誰も造ってくれないかもと思って、
もうお墓を造ったあったことを忘れていた。
(旧日光街道にある浅草高校前の信号)




コメント (4)
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