楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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カラスの巣造りとムクドリの親子

2022年06月11日 04時10分50秒 | つれづれなるままに考えること
動物の繁殖時期らしく、

カラスが巣造りの材料を懸命に探していた。

見ていると地面をつついて、細い枝を咥えている。

用心深いカラスが、わき目も降らずに細い枝を咥えている。


枯れ枝なら、いくらでも落ちているのに、

わき目も降らずに地面をつついて居るのだ。

そして口ばしには無数の細い枝を咥えている。

飛び去った後、その地面を見て納得した。

細い木の根がいっぱい走って居た。


この細い根をむしり取って、
巣造りに励んでいたのですね。

落ちている枯れ木では、折れてしまい巣造りが出来ないのでしょう、
納得しました。


一方で、先日、スーパーマーケットの入り口を入った内側で、
小鳥がバタバタして居るのを見つけ、
どうしたのかなと思って近寄って見ると、

ムクドリのヒナがバタバタ出口を探している様子。

スーパーマーケットの出入り口は、
オートドアーになって居て、
どなたかお客様が入る時に、
開いたドアーの中へ小鳥は一緒に入ってしまったようです。

外へ出ようとしてもオートドアーが開かず、
疲れてドアーの足元でバタバタして居るところへ、
ボクガ通りかかった。

続いて別のお客さんが通りかかり、オートドアーが開いたので、
ボクガ足でひな鳥をドアーの外へ推しだしてやった。

すると、ひな鳥は1メートルほど飛び出したところで、

一休み。

余程疲れたのだろう、立ち止まったヒナの傍に、
親鳥と思われるムクドリが飛んできた。

ひな鳥を見るなりチチと鳴いて
「こっちへこい」とでも言いたげに誘導している。
ひな鳥はかなり疲れていたと見え、
数メートル先の自転車のかごに また止まって、

「助けてよ」と出も行って居るかのように(チチ)と鳴いている。
すると親鳥らしき鳥が飛んできて、
自転車のかごのひな鳥の脇に止まるや、

「こっちへ来て」とでも言って居るのか、(チチ)と鳴いて、
道路先の生垣の方へ飛んで行った。

その少し後にひな鳥は羽ばたいて、
親鳥とは関係のない方向に飛んで行ったと思ったら、
ひな鳥の後を追って親鳥が平行して飛んで行った。

どうなったかは知らないが、
子を思う親の気持ちは、動物であれ人であれ、
見守る気持ちは同じだなぁ、と思った。

子を思う親の気持ちは、子供の行動を見過ごすことは無い。
どんな時でも危険な行動は諫めるし、
危険が迫ると親が子供を庇うし、
オヤが見代わりになることも厭わない。

ムクドリの親は絶えずヒナの行動を見て居て、
我が身の危険も顧みずヒナに付き添う姿に感動した。

それから考えれば、
先だって人骨らしきものが見つかった、
山梨県道志村の子供の骨、迷子になった経緯をみて、
三年前に山の中で親が子を見失ったことさえ、
ボクには信じ難い。

ムクドリの親子を見て、
こんな事が頭に浮かんだ。

コメント (7)
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