大学時代はフランス語学科に在籍していましたので
会話は成り立たなくても、それがフランス語かどうかはわかるはずでした。
先日、ラジオから「 ♪クラリネットをこわしちゃった♪ 」が流れました。
この童謡は
フランス語の歌曲をもとにしているとのこと。
考えてみれば、昭和34年にリリースされた童謡の歌詞で
子供の壊した楽器がクラリネットというのも、日本庶民の生活からかけ離れています。
これまで何も考えずに歌っていたサビの部分
♪ オーパッキャマラド パッキャマラド パオパオパ ♪
なんと、フランス語だったと気付きました。
ただし、正確な単語の区切りは
♪ オーパ キャマラド オーパ キャマラド オーパ オーパ オーパ ♪
「au pas」(オパ)・・・歩く速さで・並足で 《英訳》walking
「au」(オ)・・・ ~で 《英訳》in / at / to
「pas」(パ)・・・ 歩・歩み 《英訳》step
「camarade」(キャマラド)・・・仲間・友だち 《英訳》 friend
クラリネットの演奏中という背景から、テンポに関する訳と考えるのが適当でしょう。
「歩く速さ」
「パオパオパ」と歌うのは間違いで、正しくは「オパオパオパ」だったのです。
へ~。
フランス語だったですね~。