かなり昔・・・。
旅行会社に勤めていた頃、添乗員としてカナダへ二回行きました。
東側でナイアガラの水しぶきを浴び、中央のカナディアンロッキーで雄大な景色を楽しみ
西側のバンクーバーまで大陸横断鉄道の旅を満喫し、帰国というコースでした。
最終宿泊地のバンクーバーの夕食は、お寿司屋さん(店名は覚えていません)。
バンクーバーへ行ったことのない方は、函館を思い浮かべて下さい。
なんとなく、似ています。
海があり魚も新鮮です。
そろそろ和食が恋しくなる頃だということもあったのでしょう。私を含めて皆さん喜んでいました。
オンライン英会話レッスンの講師であるRINA先生は、シアトル在住ですが
実家はバンクーバーです。
故郷(?)での、お気に入りの鮨レストランの写真をインスタのストーリーズにアップしていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/a7/5cad0de6e5028bf09ff9090cd7e50390.png)
バンクーバーの ”MINAMI restaurant" (ミナミレストラン)を検索したところ
炙り鮨の高級レストランと紹介されていました。
握り鮨と言うよりは、押し鮨でしょうか。
美味しそうですし、見た目がインターナショナルです。
お皿の左上に、ちょこんと盛られている ”がり” を見ると
あぁ、お寿司なんだ
と、納得します。
さて、
この ”がり” を、あちらの人はなんと呼ぶのか気になったので、インスタメッセージで尋ねました。
返信は
R 「We call it ginger!」(ウィコーリット ジンジャー)・・・ジンジャーと呼んでいます。
「ginger」(ジンジャー)は生姜ですから、そのままです。
RINAに、「日本では ”ガリ” と呼びます」と伝えた後で、ふと疑問に思いました。
なぜ、私たちは生姜と言わずに ”がり” と呼んでいるのでしょう。
さっそく、広辞苑で調べました。
「がり」・・・(古く、大きなショウガをがりがりと噛んで食した事からという) 握り鮨・押鮨などで、口直しに添える薄切りにして熱湯に通し、甘酢につけたショウガ。
音?
噛んだ時の音から、”がり” と言われるようになったのですかぁ。
へ~。
そうなんだ。
#鮨 #バンクーバー #ミナミレストラン #がり ”カナダ