そうなんだ。

外国語で知ったこと。

フライ   英語

2013-04-17 13:00:00 | 旅行
私とみち子さんにとって、初めての海外旅行は20代前半の
フィリピンでした。 マニラ・セブ島・ボホール島に宿泊。
当時マリンスポーツ売りだしで、開発途中のボホール島。
私が最初にいた旅行社へ、出入りしていたマリンスポーツ専門
旅行社の営業マンの薦めで、行く事になったのです。

と、言っても・・・。
ダイビングライセンスを持っているわけでもなく(みち子さんに至っては
カナヅチ)、写真を見て美しかった事と、値段も手頃だった事で決定。
友達3人だけのツアーというのも、団体のしばりがないので魅力でした。
その頃のフィリピンは、靴や装飾品を大量にコレクションしていた
イメルダ婦人を妻に持つ、マルコス大統領政権末期辺り。
若い私達は、その辺の政情は無頓着で恐い物知らずだったんですねぇ。

ボホール島はコテージも海も、それはそれは綺麗でしたよ。
マネージャーの方が、車で島の町(?)に連れて行ってくれました。
驚きました! ボンビー(貧乏)なんです・・・。
土っぽくて、建物はどれもボロボロ。 車から降りると、近所中の人々が
ニコニコして私達を遠巻きに見に来たんです。
その時の写真の私達の背景には、ぐるっと回りを囲む人々と
あっちこっちのオンボロ建物から覗く顔が一緒に写っています。

そこの食堂でヌードルを食べたんですが、蝿が御相伴に預かろうと
寄って来るんですよね~。
蝿は英語で “フライ” です。

「fly」(フライ)・・・蝿

飛ぶという意味の英単語も “フライ” です。

「fly」(フライ)・・・飛ぶ・飛行機で行く・野球のフライ

私達は、手をフリフリ食べたんですが、現地の方々は全く気にならない
様子でした。
そして、トイレ。
洋式トイレの上げ下げ便座が無かったんです。
壊れちゃったのか、持って行かれちゃったのかは不明ですが、
確か、ホテル以外のトイレはどこも無かったです。

外資の入る海辺リゾートとの差は、かなり大きなものでした。
マルコス独裁政権が倒れて、何十年。
生活は向上していることでしょうけど、屈託のないニコニコ顔の人柄は
そのままだといいな・・・。

つづく・・・。
コメント (2)
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