10年たてば、もう昔である。 10年を一区切りと見て、その間には大きな変化がある。 ということを
十年一昔(じゅうねんひとむかし)。
これと対照的に、
長い年月の間少しも変わらず同じ状態である。 ということを
十年一日(じゅうねんいちじつ)。
広辞苑の 「十年」 の欄に記されていました。
平成元年5月21日に私たち夫婦は結婚しました。
令和元年5月21日の今日は、結婚30年の記念日です。
結婚記念日を英語で
「wedding anniversary」(ウェディング アニバーサリー)・・・結婚記念日
「Today is our 30th wedding anniversary.」・・・・今日は私の30回目の結婚記念日です。
10年 × 3 の大きな変化は、初々しい(?)花嫁が子供産んで、育てあげて、押しも押されもしない大人(?)になったこと。
これから先は、これほどの大きな変化はないでしょう。
10年 × 3 で少しも変わらないのは、 本質的な性格でしょうか。
おしゃべりすること、ふざけること、色々なことに興味をもつこと。
これまでの結婚記念日は、これほど感慨深くなかったのですが
たまたま30年の区切りと、改元が重なったからでしょうか。
少しだけ、 後ろを振り返って、歩んだ道を眺めました。
「未来を見ている限り、今の時点の自分が一番若いのである。 過去を振り返れば、その時の自分が一番老いている」
を、座右の銘としているので、 いつもは前をみるようにしているのですが
今日一日だけは振り返りました。
この先、何回の記念日を迎えるのかわかりませんけれど、 それぞれが人生を楽しんで、時には一緒に楽しんで、年月を重ねていければ良しでしょう。
そして
10年区切りの記念日には、 十年一昔と十年一日の思いの両方を味わいましょう。