私は幸せなことに、飢えを経験したことがありません。
しかし
長い日本の歴史を振り返れば、飢えの無い時代は、ここ60年くらいです。
天災による飢饉・戦争による飢饉・貧困による飢饉など私たちの御先祖様は苦しみました。
生きるために、食べることへの執着心は必要だったでしょう。
現在は飽食の時代であるにもかかわらず、この執着心はDNAレベルで私に受け継がれているようです。
先日、娘の誕生日祝いを兼ねて、メトロポリタンホテル池袋・クロスダインで
ランチビュッフェを楽しみました。
とても人気のビュッフェで、前々が気になっていたレストランです。
娘が同様のサーロインステーキを食べるのに、わざわざ和食コーナーから白飯をよそってきました。
私 「ご飯なんて食べたら、お腹一杯になるじゃない!?」
家で食べれるものは極力避けるべきだと考える私は、セコイのですか?
最初の盛り付けを食べ終えた時点で、かなり満腹感があったのですが
グラタン・ピザ・パスタや、カリフラワーのスープなるものも捨てがたく、
味見と称して食べてしまいました。
これ以上は、お腹に入る余裕などなさそうです。
しかし
ここのデザートは種類も多く、食べないわけにはいきません。
ケーキは諦めてゼリーを頂くこにしましたが、どれも美味しそうです。
味見と称して・・・
とても美味しく、大満足のビュッフェでしたが
会計に向かう際は、呼吸をするのも、苦しい状態。
やはり、食べ過ぎたようで
夜になっても消化しきれず、胃薬を飲んでようやく落ち着きました。
普段はどちらかと言うと、小食の私。
ホテルビュッフェに行った時だけ、ご先祖様から受け継がれているのであろう、食べ物への執着心が蘇るようです。
イヤしいのではなく、体質だということにして下さい。
この日、食事中及び食後に何度も言った言葉 「お腹がいっぱいです」
を英語で言うと
「I'm full.」(アィム フル)・・・お腹がいっぱいです。
直訳は 「私はいっぱいです」になりますが、お腹という単語は使いません。
もっと食べれるお腹になりた~い。