あれよあれよ、という間にコロナ感染者数が減りました。
当初は、
衆議院選挙前なので、発表する感染者数をコントロールしているのではないか?説もありましたが
選挙が終わった後も増えないところをみると、本当に減ったのですね。
減った理由が分からないことで、コロナ終了を宣言できないのがもどかしいところです。
母が入居する介護付き有料老人ホームも、面会が再開されました。
と、言っても条件付きです。
「条件付き」を英訳すると
「with conditions added」(ウィズ コンディションズ アディッ)・・・条件付きで
「with」(ウィズ)・・・(で) ~と一緒に
「condition」(コンディション)・・・(条件) 条件
「added」(アディッ)・・・(付き) 付け加えられた
付け加えられた条件は
一人の入居者に対して面会人は一回につき二人まで(要検温・うがい・ワクチン接種済み)。
場所は一階のフロント前の応接セットにて。
他の面会者と重ならないようにするため予約制とし、一日限定4組まで。
コロナ前は、
訪問人数に制限はなかったし、それぞれが暮らす部屋をいつでも訪ねることができました。
ようやく面会できるようになり、土曜日・日曜日の予約はたいてい埋まります。
昨日、予約していた3時に老人ホームへ着きました。
中へ入ると、
フロント前で入居者のおばあさんが、30代の女性マネージャーに大声で文句を言っているところでした。
どうやら、おばあさんの知り合いが差し入れを持ってホームに来たのですが
予約がなかった為、品物だけ預かってお帰り頂いたようです。
おばあさん 「わざわざ来てくれたのよ! なんで会わせてくれないのよ! ヒドイじゃない!」
マネージャー 「皆さんの安全のために、一日4組しか会わせてあげられないんです。 ごめんなさいね。」
おばあさん 「なんでよ! こんなとこ、入るんじゃなかった!」
おばあさんは私に向かって、「ねぇ、ヒドイと思わない?」と振ってくるのですが
マネージャーは、私たちの面会予約時間と重なるから断ったと推測できるので、複雑な心境になりました。
ゆえに、
どちらの顔も見ずに「エっ?」みたいな、あいまいな反応をしました。
おばあさんが捨て台詞を吐きながら自分の部屋へ向かったのを見届けてから
「大変ですね」とマネージャーに声をかけたら、彼女はこのように笑顔で答えたんです。
マネ 「いつもお元気な方なので、何も言ってこなかったら、かえって心配になっちゃいます」
偉いです。 人間ができていいます。
感心してしまいました。
うちの母もどうぞよろしくお願い致します。
そして、一日も早く自由に面会できるようになりますように!
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