できるなら、
玉の輿に乗りたい・乗りたかったと思う女性は多いと思います。
そうなったら、そうなったで、苦労も多いでしょうけれど
宝くじと同じで、当たらない・乗れないが前提ですから、先のことは真剣には考えません。
「玉の輿」の由来は
徳川3代将軍・徳川家光公の側室となった、お玉さんです。
彼女は低い身分でありましたが、大奥で仕えている時に春日局の目に留まり、側室となった方です。
家光の跡を継いで4代将軍となった家綱公は子供を残さずに亡くなりました。
そこで、家綱公の腹違いの弟である綱吉公が5代将軍となったのです。
この、5代将軍はお玉さんが産んだ息子です。
もともとは、お輿に乗れる身分ではなかったお玉さん。
側室になり、将軍の母となり、どこへ行くにも立派なお玉さん専用のお輿で移動するようになりました。
これを眺めていた江戸庶民の間で、広まった言葉というのが定説です。
「玉の輿に乗る」= 女性が高い身分の人やお金持ちの妻となり、富貴の身分になる。
お玉こと桂昌院が建立した寺院
護国寺にお参りした際に、お坊さんが年季の入ったお輿を指して
「お玉さん(桂昌院)が実際に乗っていた ”玉の輿” だよ」
と冗談まじりに教えてくれたました。
さて
英語圏の国では、「トロフィーワイフ」という言葉があります。
オンライン英会話レッスンのリナ先生が
リ 「私もトロフィーワイフと呼ばれた~い❤」
この時は、トロフィーワイフの意味を知らなったので、「へ?」の表情をしたようです。
これを、「いや、そこまで美人じゃ・・・」の呆れ顔と、勘違いされたようで
リ 「冗談ですよ~」
「trophy wife」(トロフィーワイフ)・・・【軽蔑的】年配の男性が地位や財力で手に入れた魅力的な若妻
玉の輿と違う点。
妻になってそう呼ばれるには、若くて魅力的であることが条件なのです。
勝利の証明である、トロフィー🏆 のように、他人が妻を見ただけで夫のステイタスがわかるような女性でなければなりません。
トランプ元大統領の妻・メラニアさんのような感じ・・・。
トロフィーワイフと揶揄されることは、裏を返せば、
『モデルのようにスタイルが良く美人である』
が、周知の事実であるのと同じことです。
「玉の輿に乗りた~い」・・・とりあえず女性であれば願うことができる
「トロフィーワイフになりた~い」・・・若くて魅力的という条件付きなので、願えば叶うというものでもない。
玉の輿のほうが、狙いやすいようです。
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