週4日ほど、クリーニング店で受け付け仕事をしています。
いつの間にやら、16年くらいになりましょうか。
ワンオペです。
暇な時は文庫本をこっそり読めるので、読書好きの私にはたまりません。
春と秋は除きます。
ようやくクリーニング店のピークシーズン到来です。
冬物衣類を抱えたお客様が、列をなしています。
私はカウンターから離れられません。
もちろん、読書はできません。
冬物衣料で、クリーニング店泣かせなのが
ボンディング加工の経年劣化です。
(ボンド+ing =動名詞)+ 加工・・・接着加工
「bond」(ボンド)・・・~を接着する
布と布を糊で張り合わせて仕立てられた衣類は、
たしかにハリがありスッキリとした見栄えです。
しかし
経年劣化や洗いすぎで、糊が剥がれて、張り合わせてあった生地が浮いてくるのです。
すると
空気が入ったような、少々見苦しい見栄えとなります。
クリーニング後のエリはこんな感じ
袖付け辺りはこんな感じ
これは、クリーニング店のプレス技術の上手下手が原因ではありません。
ちなみに、我が店は丁寧で上手と定評があります。
クリーニング店泣かせなのは
衣類に縫われている表示に、ボンディング加工について記されていないことです。
したがって
それを踏まえて購入する人は少ないでしょうし
この加工法さえ、一般の方は知らないでしょう。
「空気が入っているのは、ボンディング加工の劣化です。これ以上は対処できません。 云々・・・・・・」
説明しておかないと
「ボコボコになってるけど」
「やり直してください」
「クリーニング店に失敗された」
な~んて言われてかねません。
せめて材質表示タグに、「ボンディング加工」と表記を願うばかりです!
クリーニング出す前にちょっと自分の衣類も
チェックしてみようっと。
だいぶ暖かくなって来たから、お店も大忙しだね💦
がんばって~!
もしそうなってたら、あきらめて下さい。
男性衣類に多い気がするよ。