そうなんだ。

外国語で知ったこと。

家宝  英語

2018-02-14 10:38:48 | 英会話教室
今回の英会話教室のテーマは 「家宝」 でした。

「family heirloom」(ファミリー エアルーム)・・・家宝

「heirloom」の発音について、米国人講師は注意を促しました。
最初の文字は「H」だけど、これは発音せずに(エアルーム)と発音して下さい。 と。

先祖代々から伝わる家宝を持つ生徒はいませんでした。
ちなみに私は、「a long sleeve kimono」(ロングスリーヴ キモノ)について話ました。
振袖着物のことです。

『私の成人式に合わせて母がオーダーしてくれた振袖着物を
not only 成人の日 but also 友人の結婚式 and 私の結納式 にも着ました。
その着物を娘も成人式で着ました。
まだ見ぬ孫もその振袖を来てくれれば、うれしく思います』

親切にも、振袖を着た二十歳の頃の私の写真と、同じ振袖を着た娘の写真を回しました。
米国人講師はとても喜んで、いろいろと質問してくれました。

他の生徒の品も割と歴史が浅く、切手・コイン・留め袖・ドレッサーなどなどでした。

その中で米国人講師の家宝とその由来は、とても印象深かったです。

講師の母方の曽祖父が「ponny rider」(ポニーライダー)だったそうです。
以下は講師がゆっくりと英語で説明してくれたことを、私なりの和訳解釈になりますが、お楽しみ下さい。

1860年辺り。 通信手段として手紙等を馬に乗って運ぶ郵便配達サービスに「ポニー エクスプレス」がありました。
一頭の馬が早駆けで行ける距離の16kmごとの駅舎で、新しい馬に乗り換えて運ぶ騎手が「ポニーライダー」です。

講師が笑いながら言うには、ポニーライダーという名でも小さい馬に乗っていたわけではない。
「ホースライダー」じゃ、ネーミング的にイマイチでしょ?

一日に120kmも騎乗する過酷な仕事でした。
それまで駅馬車で25日間以上かかっていた距離を、単独の馬に乗り10日間で運んだそうです。

このポニーライダーを勤め上げた曽祖父はご褒美に記念ベルトを貰いました。
このベルトが講師の家に伝わる家宝だそうです。
西部開拓時代の名残りであるお宝。
いいですねー。

講師の話を聞いた後で思いました。
この振袖着物と振袖姿の私の二十歳の写真、振袖姿の娘の二十歳の写真・・・。
これから生まれる我が家の女子の、同じ着物を纏った写真が増えることが楽しみになりました。
痛んでも家宝として残してほしいものです。

「これは昭和時代のご先祖様が二十歳のお祝いに作った着物です」と・・・。
「可愛いお顔をしていらっしゃった」の一言を添えて。

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サグラダファミリア  スペイン語

2018-02-10 21:29:21 | 旅行

卒業旅行でヨーロッパを回る娘から、バルセロナのサグラダファミリアの写真が
ラインで送られてきました。

私は独身時代、旅行会社に勤めていました。 
その当時 
『スペインハイライト 8日間』と名付けられた、バルセロナ・グラナダ・マドリードを回る人気ツアー商品があり
私は添乗員として、間を置かずに二回、このスペインの同コースを回りました。

バルセロナと言えば、目玉の観光スポットはアントニオ・ガウディ設計のサグラダファミリアですので
二回ともツアー客を連れて見学しています。
1882年に着工され、2026年竣工予定のこの教会は、建築と並行して修復も行われています。
始めに作られた部分は、2018年-1882年=136年 も経ってしまっているからです。
気の長い話に、感心します。

塔の上に階段で登ったことを覚えています。
工事をしていなければ、未完成だとは思わなかったでしょう。

娘から送られてきた写真もそうです。
クレーンが写っていなけでば、未完成だとは思わないでしょう。

そのくらい、すでに立派です。

ところで
「そうなんだ」ブログのために、英語・フランス語の辞書のほかに
スペイン語・イタリア語・ドイツ語の辞書も買い揃えてあります。
久しぶりにスペイン語辞書の出番となりました。

サグラダ・ファミリアを引きましょう。

「sagrado, sagrada」(サグらド、サグらダ)・・・神聖な・聖なる

スペイン語とイタリア語の辞書では、巻き舌の(ら行)は “ひらがな” で表記されます。

「familia」(ファミリア)・・・家族

「sagrado」は男性名詞につく形容詞、「sagrada」は女性名詞につく形容詞。
「familia」は女性名詞なので、「サグラダファミリア」になります。

ファミリアは “家族” だと思いましたが 
サグラダが “聖なる” だとは、もともと知らなかったのか、忘れていたのか。

それで、日本名が 「聖家族教会」だったのですね。

2026年は、先のようですけど、あっという間でしょう。
その時に組まれるであろう特集番組を楽しみにしています。

2018年2月10日、現在のサグラダファミリアです。






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スターバックス 名前

2018-02-07 15:06:41 | 語学
六本木ヒルズで開催された「東京イングリッシュ・コレクション2018」について、前回お話しました。
英語セミナーは3部に分かれていて、1部と2部の間に1時間のランチ休憩がありました。
会場内は飲食禁止なので、参加者は各自、外へ食べに行きます。

私は一人で参加だったので、一人ランチです。
一人で、時間と気とお金をかけずに、六本木ヒルズでさっと昼食を済せたい。
この条件を満たすのは、スターバックスです。

地元では、わざわざスターバックスに入って一人ランチすることはないのですが
物価の高そうな場所では、安心して入ることのできる一人ランチの店の一つとして、マイリストに登録されています。

コーヒーとサラダラップとドーナッツ。 1000円以下でお腹いっぱいになります。
待たずに、すぐ食べられます。
カウンター席に座り、外を眺めながら食べれるので、気が楽です。

さて、「STARBUCKS」の名前の由来は何なのでしょうか。
「STAR」は“星”でしょうけど、「BUCKS」は何かしら。

英和辞書を調べると 「buck」が4つありました。
「-s」が付いて複数になっているので、名詞と見当をつけます。
名詞は2つ。

「buck」(バック)・・・《略式》ドル

星のドル?

「buck」(バック)・・・鹿・かもしか・やぎなどの雄

星の鹿?

どちらも、ピンと来ないので、ウェブで調べ直しました。

結果、どちらも不正解。

「STARBUCKS」の名の由来は、有名なアメリカの長編小説「白鯨」の登場人物の名でした。
映画化もされていて、白いマッコウクジラに足を食いちぎられた義足の船長の姿を、なんとなく覚えています。
しかし
この捕鯨船の船長ではなく、一等航海士の名がスターバックで、彼の名が店の名前になったそうです。

へ~。 小説の登場人物の名前だったんだ~。
近いうちに小説「白鯨」を読んで、スターバックス一等航海士の人柄を、このページに加筆しましょう。

追記
白鯨を読に終わりました。
こちらをクリックで「そうなんだ 白鯨」のページに行きます。



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万博  英語

2018-02-03 21:43:38 | 日記
2月3日と4日に堀江貴文氏が音頭を取る「ホリエモン万博」が港区・六本木で開催され
この地区の23会場で様々な催しが行われています。

本日3日、六本木アカデミーヒルズ・タワーホール会場の
「Tokyo English Collection」(AM10:30 ~ PM18:30)に行ってきました。

ここでは
ユーチューブ上の人気英語レッスン番組を持つユーチューバー講師が多数出演し
セミナー形式で英会話上達のこつを教えてくれました。

何万人もの番組登録者を獲得しているだけあって、皆さん話がお上手。
まったく飽きさせません。 例えば・・・

英語の読み書きのできる人が少ない時代に日本へ入ってきた英語は
聞こえた通りのカタカナで表現されていた。 という話になるほどと感心しました。

(ミシン)・・・「sewing machine」
スペルが読めると(ソーイング マシーン)に聞こえますが、
音だけだと、(ソーイン ミシーン)に聞こえるので、ミシンと言うようになったそうです。

(ラムネ)・・・「lemonade」(レモネィド)
スペルが読めると、(レモネィド)に聞こえますが
音だけだど、(ラムネィ)に聞こえるので、ラムネと言うようになったそうです。

文字の読める人が多い現代の方が、かえって本来の英語の発音とは違うカタカナ言葉になっているのだそうです。

海外に行った子供が早く話せるようになるのは、聞こえたとおりに話すからで
大人も聞こえた通りに発音することが、肝心だということです。

セミナー参加者は老若男女様々でした。
隣に座っていた私と同年齢くらいの女性は、このセミナーのために札幌から来たと言っていたので
東京近郊だけでなく、遠方からの参加者も何人もいたのかもしれません。
ユーチューバーの人気もたいしたものです。

さて、万博を英語で何と言うでしょう。

短縮形の言い方や文字はよく目にします。

「Expo」(エクスポ)・・・エキスポ・万国博覧会・博覧会・見本市

正式には
「exposition」(エクスポジション)

ホリエモン万博のパンフレットには
「Horiemon Expo 2018 in Roppongi」
と、書いてありました。




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