ローマ帝国
青柳 正規著 岩波ジュニア新書
本当に久しぶりのログである。本当に仕事が忙しかった、職場の上司があまりにアホで力が抜けてしまった、試験勉強で忙しかったなどいろいろあり、まる1ヶ月以上あいてしまった、ゆっくりとではあるが読書等もしていたし、わが阪神の動向も気になるところではあるし、アメフトの関しても自身で新しい取り組みなんぞしていたので書くことはいっぱいあるんだけど、パソコンに向かって何か書くという気がしなかったということである。
閑話休題、私には珍しく西洋史関係の書である。あまりよくわからないということで、謙虚にいつもの如く岩波ジュニア新書の出番である。このシリーズ、非常に内容がある本が多く、子どもだけに読ませるのはもったいないシリーズである。ただ何度も言うようだがすぐに絶版になってしまうため、ちょっと古い本は読めなくなってしまうのが難点。昔、岩波新書等が果たしていた役割をこのシリーズが果たしているような感じではある。
ちょっと前から吉村作治氏のエジプトの発掘関係のエッセイを読んでいて、次は古典古代へというわけで、ローマ史である。
私自身、不勉強で今回本書を読んで気づいたのだが、ギリシャの全盛期が終わって、ローマが建設されるのではなく、ギリシャが地中海世界の中心であった時代からすでにローマという都市国家は建設されていたというわけで、そういえばアレクサンダー大王のマケドニアというのは当然この間に入ってくるんだわなあ。ということはヘレニズム文化というのはどうなんだ??
ローマが地中海世界の中心になる以前の出来事であり、ローマ自体がその影響かに成立したということなんだろうか。
ローマ自体は王政から共和制、民主制と国体が変わってゆく、そして同時に領土もどんどん拡大していっている。領土の拡大が、ローマ社会の安定をもたらしていくことなんだろうか。
最初のうちは読んでいてもあんまり乗らなかったのだが、カエサルのあたりから、知っているところもあって、読むスピードも上がってきた。「ルビコン川をわたれ」だの「賽は投げられた」なんて名言はカエサルのものであったのか、不勉強にも知らなかった。そして、ローマ帝国を築いたアウグストゥス。あんまり知られていないけど実は凄い人だったようだ。実際、初代ローマ皇帝になり、ローマ帝国の基礎を作り上げた人なんだが、非常に慎重に行動していたようで、独裁者という面持ちは感じられなかった。アウグストゥス以降帝位をめぐって様々な闘争があり、伝説の五賢帝の時代を迎える。この物語って、中国の尭、舜、禹の話と似ているような気がするが・・・。まあ無関係でしょう。ただこういう物語は日本人が好きだから、ことさら持ち上げられているような気がするのは他でもない。
そして正帝副帝の時代を得て、東西ローマ帝国の分裂となっていく。そして西ローマ帝国の滅亡、時代は中世に入っていくということになるのかな。
これから日本という国家が成熟化していく中、どういう国家を目指していくのか。一つの目標になるのがローマ帝国かもしれない。となんとなく思ったりする今日この頃ではあります。
しかし、いろいろな組織があるけど、部下がやっている仕事に無関心な上司の職場というのはどうなんでしょう。だれもやろうとしなかったことを実現したにもかかわらず全然何もないというのはどうなんでしょう。情けないなあ。こんな奴が教育委員会にいてるから、日本の教育現場は荒廃していくんだよ、きっと。
青柳 正規著 岩波ジュニア新書
本当に久しぶりのログである。本当に仕事が忙しかった、職場の上司があまりにアホで力が抜けてしまった、試験勉強で忙しかったなどいろいろあり、まる1ヶ月以上あいてしまった、ゆっくりとではあるが読書等もしていたし、わが阪神の動向も気になるところではあるし、アメフトの関しても自身で新しい取り組みなんぞしていたので書くことはいっぱいあるんだけど、パソコンに向かって何か書くという気がしなかったということである。
閑話休題、私には珍しく西洋史関係の書である。あまりよくわからないということで、謙虚にいつもの如く岩波ジュニア新書の出番である。このシリーズ、非常に内容がある本が多く、子どもだけに読ませるのはもったいないシリーズである。ただ何度も言うようだがすぐに絶版になってしまうため、ちょっと古い本は読めなくなってしまうのが難点。昔、岩波新書等が果たしていた役割をこのシリーズが果たしているような感じではある。
ちょっと前から吉村作治氏のエジプトの発掘関係のエッセイを読んでいて、次は古典古代へというわけで、ローマ史である。
私自身、不勉強で今回本書を読んで気づいたのだが、ギリシャの全盛期が終わって、ローマが建設されるのではなく、ギリシャが地中海世界の中心であった時代からすでにローマという都市国家は建設されていたというわけで、そういえばアレクサンダー大王のマケドニアというのは当然この間に入ってくるんだわなあ。ということはヘレニズム文化というのはどうなんだ??
ローマが地中海世界の中心になる以前の出来事であり、ローマ自体がその影響かに成立したということなんだろうか。
ローマ自体は王政から共和制、民主制と国体が変わってゆく、そして同時に領土もどんどん拡大していっている。領土の拡大が、ローマ社会の安定をもたらしていくことなんだろうか。
最初のうちは読んでいてもあんまり乗らなかったのだが、カエサルのあたりから、知っているところもあって、読むスピードも上がってきた。「ルビコン川をわたれ」だの「賽は投げられた」なんて名言はカエサルのものであったのか、不勉強にも知らなかった。そして、ローマ帝国を築いたアウグストゥス。あんまり知られていないけど実は凄い人だったようだ。実際、初代ローマ皇帝になり、ローマ帝国の基礎を作り上げた人なんだが、非常に慎重に行動していたようで、独裁者という面持ちは感じられなかった。アウグストゥス以降帝位をめぐって様々な闘争があり、伝説の五賢帝の時代を迎える。この物語って、中国の尭、舜、禹の話と似ているような気がするが・・・。まあ無関係でしょう。ただこういう物語は日本人が好きだから、ことさら持ち上げられているような気がするのは他でもない。
そして正帝副帝の時代を得て、東西ローマ帝国の分裂となっていく。そして西ローマ帝国の滅亡、時代は中世に入っていくということになるのかな。
これから日本という国家が成熟化していく中、どういう国家を目指していくのか。一つの目標になるのがローマ帝国かもしれない。となんとなく思ったりする今日この頃ではあります。
しかし、いろいろな組織があるけど、部下がやっている仕事に無関心な上司の職場というのはどうなんでしょう。だれもやろうとしなかったことを実現したにもかかわらず全然何もないというのはどうなんでしょう。情けないなあ。こんな奴が教育委員会にいてるから、日本の教育現場は荒廃していくんだよ、きっと。
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