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アメフト観戦記や読書日記を綴っていましたが、最近は古墳(コフ)ニストとして覚醒中!横穴式石室をもつ古墳にハマっています。

新・葛城の国の古墳めぐり② ~芝塚1号墳・芝塚2号墳(再訪)~

2025-02-12 23:48:11 | 古墳紀行
 平林古墳の横穴式石室の見学の後、古墳よりも北東の方角、兵家の集落をめざして、東海自然歩道を歩いていくと、ため池のすぐそばに目的地である芝塚1号墳がある。
 
 

 芝塚1号墳は、前方部を北東に向ける全長50mほどの前方後円墳である。後円部の埋葬施設は調査が行われていないため不明ではあるが、前方部では木棺の直葬墓が見つかっている。築造は6世紀の前半と言われている。

 

 前方部には、木棺直葬墓が見つかった場所を表すように石が置かれている。

 

 また、後円部にも同様に石が置かれており、埋葬施設の存在を示しているようなのだが、調査も行われていないので、本当にそうかは定かでない。

 

 墳丘の北側に、近くにあった芝塚2号墳の石棺が置かれている。まあ、屋根がある分、いくぶんかはましなのだが、結構無造作に置かれている。ただ、石棺が置かれている場所のちゃんとしたアプローチがないので、墳丘にしがみつくように歩いていく必要がある。

 

 組合式家形石棺で凝灰岩で作られている。石棺の蓋は割られていて、半分ほどしか残っていないのだが、縄掛け突起などは観察ができる。

 

 
 
 芝塚2号墳の石室の観察した後、元の道を引き返して、一旦道の駅に戻る。

 
 
 途中に神明神社という小さな神社があり、この裏山に神明神社裏山古墳がある。

 

 境内に入って古墳の存在を確かめようとしたが、よくわからない。ただ本殿がある場所がかなり高まりが残っていたので、おそらく本殿は古墳の上に立っているようである。

  
 
 奈良県の遺跡地図によると全長45mの前方後円墳となっている。神社の前の道を見るとまるで前方後円墳のような形になっていた。

 
 
 この後は、道の駅で昼食を取った後は、屋敷山古墳の方へ向かうことにした。
 

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