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前回からずいぶんと時間が空いた。特に理由はないのだが、このブログに書くべきことが多すぎて、気分的にいったん話題を外れると戻ってこれないというところなのだろう。
さて、今回は、波小僧から、この妖怪も海にかかわる妖怪のようで、いくつかの話に共通するのは、波小僧が困っている所を助けて海へ帰す、後日照り続きとなり波小僧を助けた者が困っていると恩返しという事で雨を降らせる。そして、波の響きで人々は雨が降ることがわかるようになるというところだろうか。
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静岡県に伝わる妖怪で、海坊主の一種というところなのだろう。
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次にいるのがご存じぬりかべである。ゲゲゲの鬼太郎でも鬼太郎の仲間の妖怪として活躍しているのは知られたところであろう。ちょっとガタイの良い子供が、ぬりかべというあだ名がつけられることも多い様な気がする。
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ぬりかべは、九州の方に伝わる妖怪のようで、夜道を歩いていると突然前に進めないようになってしまう姿の見えない壁のようなものであるらしい。
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そういえば、水木しげるの子どもの頃のエピソードをもとにしたNHKのドラマ「のんのんばあとオレ」でも主人公が、ぬりかべにぶつかり、前に進めず、最後には押しつぶされるというシーンがあった。
実際に水木しげるは、軍隊にいた頃、南方のジャングルの中でぬりかべに出会ったことがあるとある本に書いていた。
ちなみに、このぬりかべという妖怪が世に知られるのは、柳田国男の名著「妖怪談義」からであるらしい。
というわけで今回はここら辺りで・・・。
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