東寺縁日 ~弘法さん~
年末に北野天満宮の縁日、天神さんに行ったということもあり、今度は、京の二大縁日のもう一方、教王護国寺、東寺で開催される弘法さんにも行ってみなければという訳で、再び京の都へ。
おおさか東線と新快速を使えば、1時間弱で京都駅に到着する。途中、新大阪駅で、甲子園に応援に向かう慶応義塾高校と遭遇。最近では珍しい詰襟の学生服を着ていて、さすが慶応ボーイ、なかなかに凛々しい立ち姿であった。試合の方は、残念ながら昨夏の覇者仙台育英高校に1-2と延長タイブレークでの惜敗であった。
京都駅から東寺に向かう途中で雨が降り出してきた。
それでも縁日の方は開催されていて、東寺の境内の至る所に出店が開かれている。たこ焼き屋、うどんなどの飲食から古着や骨とう品、生活雑貨まで色んなものを売っている。
一つ一つの露店の中を見て回るのも面白いが、お店のおっちゃんの売らんかなの口上を聞くのもまた楽しい。物を買って、「おおきに」っていう言葉が返ってくるのも近頃は珍しい。懐かしい気持ちがした。
弘法さんは、毎月21日、弘法大師空海が、3月21日(おっ、今日だった。)に入寂した日にちなんで開催されている。
この日も、雨が降っているにも関わらず多くの人が訪れていた。外国の人の姿もかなりの数が見受けられ、もうコロナ禍の影響は感じられない。
そうそう京都駅で、懐かしのハマムラで京都のB級グルメ「からしそば」を注文。あんと麺を混ぜるとからしの風味がツーンと来る。大阪では、食べたことがないなあ。ハマムラも、いつの間にか、随分と値段が上がっていた。
いろんな所で卒業式だったのか、はかま姿の女性を多く見かけた。そういえば、大学の卒業式のあと、卒コンに顔出して、帰る電車がなくなり、引っ越しが完了した友人の部屋で夜具もなく、寒い夜を過ごしたことを思い出した。もう、30年以上も昔の話である。(笑)
この日から東寺では春のライトアップが始まっていたのだが、夜まで待てず夕刻には帰路についた。惜しかったかな。
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