少し前になりますが、10月12日(祝)に行われた古都飛鳥保存財団が主催する「飛鳥学冠位叙任試験」に参加してきました。以前から駅のポスターなどを見て気にはなっていたんですが、どうしようかなと思っていたところ、奥さんから問いかけがあり、これ幸いにと夫婦で参加することにした。
当日は、日本晴れと言わんがばかりの好天。外にお出かけするのには絶好の一日となりました。ちょっと出遅れ感のある11時ごろ、飛鳥駅前のテントで受付。これから、午後4時までの間に、ウィークラリー方式で5カ所のチェックポイントで問題をもらって解答することになる。5つのチェックポイントはどう回ってもいいとのこと。地図と解答用紙を受け取って、いざ、出発!
最初のチェックポイントは、飛鳥国営公園。
各チェックポイントでは、10問ずつ問題が出るのだが、これが結構、難しい。問題の出題範囲については、歴史、文学に関することが中心なのだが、それ以外に、例えば、手塚治虫先生の「三つ目がとおる」からも問題が出されていて、なかなか出題の幅が広い。入門編とあるぐらいから、高校の日本史、文学史の知識ぐらいがあればいいのかなと、全く事前準備もすることなく受験。これは甘かったなと実感する。ただラッキーだったのは、「三つ目がとおる」の酒船石が出てくるエピソードを見つけていたこと。
そして、問題を解き終わり、次のチェックポイントである、川原寺跡の前に向かうことにする。
川原寺跡に向かう道は、田んぼの中を歩いていくことになる。ちょうど、この辺りは稲刈りの真っ最中。黄金色のじゅうたんが村中に広がっています。これぞ、日本の原風景という感じです。こういう風景を見て美しいと思うのは、農耕民族の血であるかもしれない。
川原寺跡の前の休憩所で、さらに10問を解くことにする。ちょっとやばい気がする。早くもトータルで3問ほどわからない問題がある。目標8割という設定だったのだが、これは厳しいかもしれないなあと思い始めた。どうも、出題がマニアックなのである。考えれば、こういう検定を受けようという人間は、どこかマニアックな人だろうからそれはそれでいいのかもしれない。
続いてのチェックポイントは、水落遺跡のそばにある「あすか夢の楽市」、同じ敷地内には明日香村埋蔵文化財展示室がある。
あすか夢の楽市までの道、道の両側に黄金色の稲穂が一面に広がる。ところどころに稲刈りが終わったところは、わらでこんな形のものを作っている。
街中では、こんな風景見ることはなかなかできないよなあと思いながら、目的地まで歩く。
第3チェックポイントに到着。ついでに今後の問題を解く参考になるかもしれないと隣にある明日香村埋蔵文化財展示室を見学。
チェックポイントも残すところあと二つ、さあ、頑張ろう!
四つ目のチェックポイントは万葉文化館。
試験は、博物館の入り口の所であった。少し試験管の方と話す。思ったより難しいと感想を話す。だいたい飛鳥駅の前の橋の名前などわかりませんわ。いやー、思ったより骨がありますね。などとぼやく私。
ちなみに、奥様の方は、もう試験のことはほとんど忘れておられますね。
いよいよ、最後のチェックポイントに向かうのだが、途中、万葉文化館から出て、少し南に向かったところに、和菓子屋さんを発見。今まで見たことがなかったから、最近できたのだと思うけど、中からみたらし団子のいい匂いが・・・。
思わずお店に入って休憩。
私は、お茶にみたらし団子を、奥様はみたらし団子と田舎まんじゅうを食べてました。お値段も手ごろで、おいしかったです。
そして最終のチェックポイント。「あすかゆめの旬菜館」、ここで最後の問題10題を解く。ここでも試験官をされているおじさんと話す。どうやら合格点は、60点以上らしい。自分の感覚では、60点は越えているが、目標の80点には、届くかどうかというところか?しかしこれで入門編って、中級編、上級編ってどんだけ難しいねん‼
この時点で、時間が3時を過ぎていた。急いで飛鳥駅に戻らないとということで飛鳥駅に解答用紙を出しに向かう。
飛鳥駅では、古代衣装を着た女性たちが、受付をしてくれた。その前に盟神探湯をしなければいけないらしく、湯を沸かしている釜の上で解答用紙を振る。解答が残っていてよかったねとのこと。間違いがあると記事が消えるらしい?
4時前に解答用紙を提出し無事終了!何とか間に合いました。これだけ明日香の村なかをぐるりと歩いたらいい運動になりました。(明日は筋肉痛か?)楽しかったですね。秋の飛鳥の景色が、本当に目を楽しませてくれました。
最後に、試験の結果ですが、無事夫婦ともに合格。目標の80点にはすこし届きませんでしたが、冠位は小義、大舎人に叙任されました。何か試験に通るということはうれしいですね。機会があれば、次の中級編、上級編にも挑戦したいですね。最後に、各々のチェックポイントで試験官等をされていた皆さん、お疲れさまでした。
当日は、日本晴れと言わんがばかりの好天。外にお出かけするのには絶好の一日となりました。ちょっと出遅れ感のある11時ごろ、飛鳥駅前のテントで受付。これから、午後4時までの間に、ウィークラリー方式で5カ所のチェックポイントで問題をもらって解答することになる。5つのチェックポイントはどう回ってもいいとのこと。地図と解答用紙を受け取って、いざ、出発!
最初のチェックポイントは、飛鳥国営公園。
各チェックポイントでは、10問ずつ問題が出るのだが、これが結構、難しい。問題の出題範囲については、歴史、文学に関することが中心なのだが、それ以外に、例えば、手塚治虫先生の「三つ目がとおる」からも問題が出されていて、なかなか出題の幅が広い。入門編とあるぐらいから、高校の日本史、文学史の知識ぐらいがあればいいのかなと、全く事前準備もすることなく受験。これは甘かったなと実感する。ただラッキーだったのは、「三つ目がとおる」の酒船石が出てくるエピソードを見つけていたこと。
そして、問題を解き終わり、次のチェックポイントである、川原寺跡の前に向かうことにする。
川原寺跡に向かう道は、田んぼの中を歩いていくことになる。ちょうど、この辺りは稲刈りの真っ最中。黄金色のじゅうたんが村中に広がっています。これぞ、日本の原風景という感じです。こういう風景を見て美しいと思うのは、農耕民族の血であるかもしれない。
川原寺跡の前の休憩所で、さらに10問を解くことにする。ちょっとやばい気がする。早くもトータルで3問ほどわからない問題がある。目標8割という設定だったのだが、これは厳しいかもしれないなあと思い始めた。どうも、出題がマニアックなのである。考えれば、こういう検定を受けようという人間は、どこかマニアックな人だろうからそれはそれでいいのかもしれない。
続いてのチェックポイントは、水落遺跡のそばにある「あすか夢の楽市」、同じ敷地内には明日香村埋蔵文化財展示室がある。
あすか夢の楽市までの道、道の両側に黄金色の稲穂が一面に広がる。ところどころに稲刈りが終わったところは、わらでこんな形のものを作っている。
街中では、こんな風景見ることはなかなかできないよなあと思いながら、目的地まで歩く。
第3チェックポイントに到着。ついでに今後の問題を解く参考になるかもしれないと隣にある明日香村埋蔵文化財展示室を見学。
チェックポイントも残すところあと二つ、さあ、頑張ろう!
四つ目のチェックポイントは万葉文化館。
試験は、博物館の入り口の所であった。少し試験管の方と話す。思ったより難しいと感想を話す。だいたい飛鳥駅の前の橋の名前などわかりませんわ。いやー、思ったより骨がありますね。などとぼやく私。
ちなみに、奥様の方は、もう試験のことはほとんど忘れておられますね。
いよいよ、最後のチェックポイントに向かうのだが、途中、万葉文化館から出て、少し南に向かったところに、和菓子屋さんを発見。今まで見たことがなかったから、最近できたのだと思うけど、中からみたらし団子のいい匂いが・・・。
思わずお店に入って休憩。
私は、お茶にみたらし団子を、奥様はみたらし団子と田舎まんじゅうを食べてました。お値段も手ごろで、おいしかったです。
そして最終のチェックポイント。「あすかゆめの旬菜館」、ここで最後の問題10題を解く。ここでも試験官をされているおじさんと話す。どうやら合格点は、60点以上らしい。自分の感覚では、60点は越えているが、目標の80点には、届くかどうかというところか?しかしこれで入門編って、中級編、上級編ってどんだけ難しいねん‼
この時点で、時間が3時を過ぎていた。急いで飛鳥駅に戻らないとということで飛鳥駅に解答用紙を出しに向かう。
飛鳥駅では、古代衣装を着た女性たちが、受付をしてくれた。その前に盟神探湯をしなければいけないらしく、湯を沸かしている釜の上で解答用紙を振る。解答が残っていてよかったねとのこと。間違いがあると記事が消えるらしい?
4時前に解答用紙を提出し無事終了!何とか間に合いました。これだけ明日香の村なかをぐるりと歩いたらいい運動になりました。(明日は筋肉痛か?)楽しかったですね。秋の飛鳥の景色が、本当に目を楽しませてくれました。
最後に、試験の結果ですが、無事夫婦ともに合格。目標の80点にはすこし届きませんでしたが、冠位は小義、大舎人に叙任されました。何か試験に通るということはうれしいですね。機会があれば、次の中級編、上級編にも挑戦したいですね。最後に、各々のチェックポイントで試験官等をされていた皆さん、お疲れさまでした。
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