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アメフト観戦記や読書日記を綴っていましたが、最近は古墳(コフ)ニストとして覚醒中!横穴式石室をもつ古墳にハマっています。

働く気持ちに火をつける

2008-03-31 07:38:43 | 読書日記
働く気持ちに火をつける ~ミッション・テンション・ハイテンション~
 斉藤孝 著 文春文庫
 春先は斉藤孝である。年度が改まり、気分一新でというときに前向きな気分にさせてくれるので、この時期は好んで読むようにしている。出版社もそういう気持ちを察してくれているのか、いいタイミングで出版してくれるんで、ついつい手にとってしまう。本書もそんな気持ちにうまいこと引っかかった本でした。しかも「働く気持ちに火をつける」。今の私の気分にはぴったりの本というわけで読んでみました。
 とにかく大事なのは、仕事に使命感というかミッション感覚を持ち、(ちょっとしたスパイ大作戦気分)、不愉快な気持ちをパワーに変えるパッション力を土台に常に上機嫌でいるハイテンションでいるということなんでしょうか。また著者はこれを技化していくことが必要といいます。なるほど。確かに仕事に疲れてきたときこういったことを考えると力が出てくるような気がするのも事実。また、豊富な事例を載せてくれるのでイメージしやすいです。
 私も不遇な時代が長く、しかしこれではと思っていろいろなことをしたのが認められて現在に至っています。これがパッションというものなのだろう。しかし、ちょっと認められたことで、情熱が失われつつあるのも事実で、絶えず持ち続けることは必要なんだろうなあ。ただ怨念が深すぎるとこれはこれで問題なんで、技化していくことが必要なんだろうなあ。あんまり深すぎるとニーチェいう「ルサンチマン」になってしまう。
 今は、訳のわからない英語交じりの観念的な話ばかり言う上司に対してパッション力を持とうかなと思ってます。
 ハイテンション、無意識の内に技化しているかも、いつも上機嫌ですよ。私。確かにご機嫌でいるといろんなことがあります。みんなが良く手伝ってくれるから不思議。笑って許してくれるそんなことが良くあります。だからって言って頼り切ってたらいかんのですが。
 不機嫌にしてたら損ですよ。ほんとに。短い人生暗い顔しててもしかたないでしょう。
 明日は4月1日、年度が改まったということで新しい気持ちで始めましょう。何か胎内くぐりをして生まれ変わったみたいな気分で。
 とにかく心の中にはミッション・パッション・ハイテンションと叫びながら、頑張りましょう。
 前を向いて、しっかりと。
 
 
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