ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

ふるさと

2009年02月03日 | 家族
市役所(遠い庁舎)に用があったので、今日はお休みの奥方と二人で雨のドライブを。

奥方が付いて来た理由は、トキが来ているといううわさに期待してのこと。

残念ながら、昨日いたと言う田んぼにはカラスがいるだけ、、、


みかんちゃんに教えてもらったとおり、図書館にありました 「ふるさと」

とても古い映画だがこの映画を覚えていた理由は、物悲しいテーマ曲だ。
「ダムに沈む村、徳山村」 櫛が欠けるように離れていく村人、ふるさとを捨てなきゃならない悲しさが良く表現された曲で、一度聞いたら胸に残ります。

ばあさんが死んだとたんに痴呆が始まった爺さんが、子供に釣りを通じてふるさとのすばらしさと大切にしなきゃいけない気持ちを教えていく物語。
ただ、とても切ない映画です。
演技とは思えない加藤嘉の痴呆老人役が光ります。

映画の背景は昭和50年頃だと思うが、いろいろな議論が長引いて 「徳山ダム」 が完成したのは去年だ。
奥只見ダムを抜いて日本一の貯水量のダムとなった。


魚沼に飛んできた朱鷺のふるさとは佐渡だろうか。

♪と~り追いだ、鳥追いだ、だんな~どんの鳥追いだ。
どっからどこまで追ってたー、佐ぁ渡が島まで追ってった~♪

鳥追い歌は皮肉な歌だなぁと思うのです。
三郎冶さんのブログhttp://sun.ap.teacup.com/sab612/にくわしい記実が載っているが、もともと魚沼にも朱鷺は沢山いて、稲株をほじくる害鳥だったとか。

♪いっちにっくい鳥はー、ドウとサンギと子ーすずめ♪
ドウとは朱鷺のことで、新道島のドウは朱鷺のことをさすらしい。

もともと国境や県境は人間の都合で勝手に引いた線であって、昔のトキは中国も日本も自由に飛び回っていたわけだから、全部ふるさとな訳なのだが、、、



そして、
一人ぼっちで雨にぬれる朱鷺を発見。


朱鷺よ、、、

探しているのか? 待っているのか?

仲間のいる佐渡に帰ったほうがいいんじゃないのか?

♪と~りおいだ、鳥追いだ ホ~イホ~イ♪

コメント (6)
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