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この壁に魅せられているスキーヤーは多い。
岩原の第八、赤倉の丸山と並び新潟県を代表する壁だ。
しかし、滑っている人はまばら、
もう、ベチョベチョのザラメ雪で、よほどの健脚でないと滑れる雪質ではなかった。
父の若い頃は地元のゲレンデで必死に練習して、「よし、大別当に挑戦だー」とか「晴れたから神楽だー」 などと通ったものだった。
しかし、その頃の大別当は名だたるコブ斜面でとても我流のスキーヤーを受け入れてはくれなかった。
仕方なく大沢ゲレンデを直滑降で飛ばして憂さ晴らしをしたものだ。
この前来た時は当間ゲレンデなど無かった。
ってことは、何十年ぶりだ?、、相当ご無沙汰だったわけだ。
最後のコンデションかもしれないと、奥方のバイト先に遊びに来て見た。
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さすがにCMが功を奏しているのか、駐車場は満車、巨大なホテルはほぼ満室だったそうな。
頂上付近は強烈な氷点下で、魚沼側のザラメ雪とは反対に当間側(十日町側)は、粉雪とまではいかないがきれいな雪でパンパンのバーンができていてかっ飛ばすには絶好のコンデションだ。
斜面の向きでこれほど違うものだろうか。
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頂上付近の移動用連絡リフトが面白い。
ねーちゃんたちとすれ違うとなんだか恥ずかしい。
声をかけようかと思ったりするのだが、何せこちらは子連れの50up親父だ。
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だるまに声かけたりして、、、
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十日町側のゲレンデはどれも変化に飛んでいて面白い。
斜度もちょうど良く飛ばし放題で気に入った。
しかもスピーカーから流れる音楽が、「ピンクレディー」「高田みずえ」「山口百恵」「太田裕美」 リフトを降りる頃には ♪飛んでイスタンブール~♪ と来たもんだ。
趣味合いますね~ と言うか 年代合いますね~
天気さえよければ一日滑っていたい感じだった。
あまりに凍えたので、有名な「おしるこ茶屋」でお汁粉と餅入りけんちん汁を。
腹の中からあったまった。
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最後のコンデションかとひさ~~~しぶりに行って見たスキー場は、
昔より巨大になったゲレンデ、昔より巨大になったホテル。
十分に満足させてくれた。
それにしても、、、それにしても、、、それにしても、、、思うのです。
この不景気の中たっぷりお客さんがいるのです。
途中にあった新幹線駅裏のスキー場は、指で数えるほどしか客がいなかった。
その隣のスキー場は営業を止めてからもう何年も経つ。
確かにスキーヤーは減った。
スノボのブームも一時期ほどではない。
大手のスキー場が高級で割高かと言うと消してそうではない。
ブームに踊った需要はいつかはさびれる。
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需要が減ったときに生き残るものは、満足させるだけの質と値ごろ感だ。
これは他のすべての産業、産物にも言える事だ。
今後はさらに需要は減る。
選ばれる側にいるためにはいかにニーズに応え、質と満足感、値ごろ感を与えられるかだ。
農産物、特に花はそうだと、、、、、などなど、、ぶつぶつ。