まずはフレームを綺麗にしたい。フレームには注油した時の油が長い時間かけて固まったニスのような汚れや、ブレーキシューのノロが付いて、非常にきたない。
まずはパーツを解体してフレームのみにする。
泡洗浄
付いていたホイールも泡洗浄
乾燥を待つ間、外したパーツのチェックをする。ディレラーハンガーのゆがみはない。
重量も測定
フレームは2.45kg。軽量といわれるロードバイクのアルミフレームで1.8kgほどだから、なかなか軽い。付いていたホイールは前後で1.97kg。着け替える予定のホイールは前後で1.96kg。ほぼ2kgというのは完成車に付いているホイールとしてはよくある重さ。丈夫さと軽さを感じれるギリギリのおもさがほぼ2kg。クロスバイクの完成車付きのホイールはふつうは2.5kgほどなので、軽いと言える。
フレームの泡洗浄後、よく見るとまだキチャない。うっすらとしたニスのような汚れとシューカスのノロは落ちてない。パーツクリーナーで洗浄、ノロはおちたが、ニス様の汚れは落ちない。車のピッチクリーナーを使って落とす。ピッチクリーナーは自動車の用品で、ボディについたタールみたいのを落とすための物。中身は臭いでの判断だが、灯油系の溶剤とワックスとコンパウンドみたいのが、最適割合でブレンドされている。ニスみたいな油汚れが良く落ちる。灯油臭いのでパーツクリーナーで脱脂した後、クルマ用の固形ワックスでコーティング。今日は大雨のさなかの晴れ日で、ワックスが熱で乳液状になるほどの暑さ。ニュルッと溶けかけのワックス手に取り、むにゅむにゅと塗りたくって放置。何度もやってワックス厚みを作る。最後に余分なワックスをウエスでふき取る。塗装のシルバー半艶消し塗料が、ワックスでつや出し手前の半艶ぐらいまでになった。
12時ぐらいから15時ぐらいまでかかったのでフレームピッカピカにするのにほぼ3時間。
マビックのCXP22リムの完成車付きのホイールにタイヤを着けた。元のホイールのタイヤは、タイヤとチューブがくっついていて、引きはがしたが、チューブを再利用していいモノか悩んだ。結局タルク代わりのベビーパウダーをたっぷりまぶして、タイヤにはめこんで再利用した。
ティアグラのクランクのチェーンリングを外して、シングル用のチェーンリングつけて、BBベアリングカートリッジをフレームにつけ、クランクを付ける。
ハンドルもノーマルのシルバーだと少し味気ない感じがしたので、手持ちの黒いハンドルとステムに付け替えてみた。顔が黒く羊毛が白い、イギリスの羊みたいな感じに仕上がった感じがしたので、なんかかわええ。なのでサドルポストと固定金具もクロくすることにする。サドルポストと金具を注文するために、ラジコンしにいくついでに今井さんところに寄って注文。