道をみつける

趣味のことばかりです。
サイクリング・自転車イジリ・漫画・読書・ラジコンカー・旅行・観葉植物・その他

「タミヤグランプリの必勝法」というのがよく検索閲覧されてるようなので。

2020年11月25日 19時09分21秒 | ラジコン
ラジコンは大阪のサラリーマン時代に始めた。会社の同期が誘ってくれたのが始まりだ。パーツは大阪日本橋か松原のショップに良く通っていた。走行場所は千里の公園駐車場跡。25歳ぐらいだったから、もう四半世紀はやってる勘定になる。最近はもっぱら走行練習ぐらいしかしなくなったが、いまだにラジコンは処分はせず残している。

心がまえができてないと良い成績は残せない。
なんでも段取り重視の自分は、突発的なイレギュラー案件に弱いので、なるべくいつも同じ状態でいるのがデフォルトになる。

「趣味なのでカツカツすることもない。」という意見もわからなくはないが、ラジコン自体が競技なので勝たん事には面白くない。レースの時ぐらいはカツカツしたい。

タミヤGPにおける大切なことは、途には格にも予選で好成績を出して、Aメイン入りをすること。このメインにいない事には優勝戦線にからめない。

ますいつもの行動を起こす。

⓪中京地方だと、昔は久屋大通り公園、最近だとガーデンふ頭臨港緑園。車で早朝に出て、有料駐車場に入れる。荷物移動をして、さらに早朝から準備をしているスタッフを見ながら、作業場を広げる。最初は荷物チェック。忘れ物してないかのチェック。プロポ忘れたとかすると、もうゲームオーバー。
車検の列が短いうちから並んでおく。長くなってから並ぶのは、いろんな準備がおろそかになるので早く受けておくのが吉。

①コース台には登れないときはコース台脇の、俯瞰をとれる場所に立つ。コース台に登ってもいいよとのことなら、コース台に上がって、コースを観て、最速ラインを描く。コース内のどこが抜きやすいポイントをチェック。また追突されやすいコーナーなどをチェック。あと混戦時のずらせるコースラインも考えておく。いろいろ準備しておくとレース中にパニックにならない。
最速ラインは予選で重要なので、そのラインを20回はトレースして覚えておく。トレースすると自然とコースもだいたい覚える事ができる。ラインもコースも覚えるというのは重要。

②タミヤGPはみながほぼぶっつけ本番なので条件は同じ。毎回思う事だが、練習はほぼ満足に取れない。走行練習は限られるので①のトレースというのはけっこう重要。。
練習時間内は何をするかというのを順序だてておく。
自分の場合は、
・クルマの状態。「予選2回と決勝一回をベストラップ出来るセッティングなのかどうか?」そんなところを見ながら操作する。そのためにはクルマの挙動をチェック。そのセッティングで想定した妄想ラインを通せるかどうかをチェック。
・あとの時間は走行タイム。雰囲気になれる時間に使う。壊さないように壊さないように。そんなこんなで2分経過して練習時間は終わり。

③セッティング改良が必要なら、練習後にすぐに施しておく。問題は無いならタイヤ位を清掃する。昔はパーツクリーナーで拭いたりしていたが、最近はなぜかそんなのもしないようにと通達があるので、アルコール入りウエットティッシュを使っていた。
練習走行で問題があった場合は、急いでセッティング変更。この時点で大幅な変更する羽目になると、まず焦りまくり。セッチングは自分がもつ最適な方法をほどこす。予選に影響があるので、いじるのは最小で済ませれるように。
前日や前週に走行させておいて、タミヤグランプリの路面を想定して、セッティングを施しておくという方法をあらかじめしておくケースが多かったので、現地で大幅にいじるという事はあまりすることがなかった。

④一回目予選に挑む。一回目の予選は受け付け順に振られるので、予選の順位がどこぐらいになるかというのがわからない。ましてや前列後列どこからのスタートになるかわからない。ほぼ持って生まれた運に左右される。
一斉スタート予選だと、まずほぼ前列が最初のコーナーで魚雷合戦となる。最初のコーナーで接触回避のため、数秒は速度低下のため、けっこう後列は基本的に不利。でもそれを嘆いても、一番ベスポジの前列の最初のコース内側にしてもらえるもんでもないので、嘆くより気を落ち着かせる。ミスの無いように、混戦の中最小限のタイムロスをしながら抜け出る。ここで接触すると助けが来ないと脱出できない羽目になるケースが多いような気がする。
予選条件がベストラップならベストラップを狙い、周回数ならからまないように速度をのせて、前の車をさばきながら周回を重ねる。(この時前を走行する車が一向に近づてこないときは、そのベストラップが出ていないので、絶望的な気分になる。)

予選でも本線でも、レース中に自分の車を見ながら、前の車か集団と後ろの車の状態や、距離ぐらいは見れるようにならないと、レースで安定した成績は残せない。
コースをぶつけなく走れるようになると初心者卒業。この前後車輌が見れるようになると中級者卒業というのが、レベルの確認になるかと思う。

⑤2回目の予選は、一回目の予選状態を観て、さらなる周回数アップに努める。起死回生の最後の予選になるので、2回目の予選でも記録が出てないと、下位メインになる。
なので2回目の予選前というのが一番切羽詰まってることが多い。することはシャーシの見直し。大きくはほぼセットが出てるから、細かなところを見直して、すこしセッティングバランスをいじってるケースが多い。
焦った気持ちのままでコース台に立つと足うらが地についてない感覚になることが在ったので、走行前には気分を落ち着かせて超集中。

ここでも変化ない場合は下位メインに沈む。良い手ごたえがある場合はけっこうな確率でAメインに残ることが在った。

⑤どのメインに振られるかもわからないが、決勝レースともなると、集められたメインはタイムがほぼそろった者が集まる。自分と腕前が似た連中がそろうので、接戦になるケースが多い。大きなワンミスで周回遅れになるケースもある。その為かあまり先頭の一人旅と鳴ることは無い。じわじわと先行車に迫り、抜けるところですぱっと抜いていくか、すぱっと抜かれるかしながら、競るのを楽しむのがタミグラだった。
が、Aメインぐらいになると、超絶うまい人がいるので、5台ぐらいが飛びぬけてレースを引っ張るケースがある。その場合はその集団に引き離されないように心がける。第2集団で競り合うほど、どんどんと引き離される。コースラインを塞ぐような先行車がいるとうざい。競るより追いつくのが賢明。先行車がブロックしている場合もあるので、うまく抜く練習をしておいたほうが良い。抜いてもなかなか先頭には追い付けることは無いが、そのうち第一集団が競り合うようになれば、速度低下が起きるので、追いついて、追い抜くチャンスが巡ってくるかもしれない。それを期待して頑張る。ビッグトロフィの獲得のために頑張る。頑張るしかない。そんな時は超テンパっているので、レースはあんま楽しくはないが、緊張感が心地よい。

Bメイン以下となると成績としてはどうしようもないので、気持ちを切り替えて、楽しむ方向に気分を切り替える。自分の目標は「抜きつ抜かれつ」になる。
どうやって抜くかというのが、後で追いつかせながら、ちらちらと先の動きを見ながら計画立てておく。追いついたら一気に抜くか、追いついてから車の動きを見ながら抜くか。抜かれたら、相手の動きに合わせてコーナーごとに詰めていく、抜いてしまったら後続を軽くブロックして、速度低下したところで、後続を引きはがすというのも楽しい。
とにかく競争を楽しむ。

それでその日は終わる。
そのあとは表彰式。Aメインで入賞した場合や、メイン優勝するとたてがもらえる。
表彰式後に「くじ」があるが、あまりそういう運は持ち合わせていないので、あんまり期待はしていない。過去30数回の内当選したのはツーリングホイールと銅色のポリカボ塗料が当たったぐらい。






腕の差というのがある。操縦、セッティングというもの。

腕の差というのは、走っていると一歩抜け出たり、先に行かれたりする場合だ。コースラインの取り方がびみょうに違うぐらいだが、コースをぬけるだけでもシャーシ一台分ぐらいは引き離されるので、クルマのせいというよりも、腕前の差と思える。(モーター差と言っても、タミグラの場合ギア比が高いのであんまそういう現象は起きない。どちらかいうと使いまくったバッテリーと新品のバッテリーぐらいの方が差が出やすいが、あまりダメなバッテリーを使う人はほぼいないので、どちらにしても腕の差と言える。)

シャーシバランスのセッティングは、コースに合った動きが再現できるか?というのが究極のセッティングだと考える。
よほど組み方がひどくない限り、TT02とTA07とTB05のどちらが有利とかもあまり実はない。
TT02はセッティイング出来る部分が限られているので、不利だと言われてるが、考えを変えてみれば、セッティングを十全に施せれば、施す場所が多すぎる、セッテングが不十分なTA07とTB05のと十分に渡り合える。セッティングが十全に出ているものと比べても、差はホンのわずかな感じがする。その為にお金をかけてオプションパーツをたくさん組み込むというのもあるが、何でも付けても効果が変わらないこともある。必要な部分に必要なオプション部品を注ぎ込むという方法をとるのが一番良いんだが、買って取り付けてみない事にはわからないものだから、とりあえずは購入ことになる。(笑)

コースにによってけっこう違う。
個々それぞれのベースとなるセッティングはあると思う。そのセッティングの設定幅をどこまで範囲内にとらえれるか?どこまで変化できるか?崩せるか?というのがセッティング秘訣だと思う。(たまにどういじっても良くならなというのがあるが、そんな時は設定範囲外のところにポイントがあるんだろうと考えるが、そういう時はどうしようもないのでさっさとあきらめる。)
ツーリングカーのセッティングノウハウはいまだに確立されていない。でもだいたいのところはネット上に上げられているのでそういうのを参考にしてもいいかと思う。自分流のやり方を身に着けると良いと思います。
予選中にいろいろいじれるが、セッチングノウハウが確立していないと、結果は良い方にも、悪い方にも固むことがあるので、自信のあるセッティングのみを施すのが良いです。そのためには、よほど普段から実践して理解する必要があると思います。

方法としては、練習時間にセッティング変更をいろいろ試すと良いと思います。パーツ変更とか、どんな取り付け方とかも大事ですが、どんなスプリングで、どんなオイルで、どんなタイヤで、というのを把握するのが一番大事だと思っています。

(初級っていうのはとりあえずコースをぶつけず走れるぐらいの人、中級ともなるとなんとかレースに参加出来て、レース中にラップの削り方が出来るぐらいの人、上級は競るのがうまい人と私は定義付けています。いつまでも万年初心者の気分で居ずに、さっさと卒業してください。)

初級を卒業して、中級にステップアップして、どうしてもガシャガシャと絡むことが多い場合は、競る練習というのがどうしても必要になる。からむポイントは、スロットルの抜きが遅いか、はやすぎるか、適切なスロットル操作ができてないので、かわすのができないと考えます。レース速度の最中に、速度をずらすっていうのができてないと追突してしまいます。仲間を見つけて一緒に走る練習が必須になります。当時はラジコンしてるというのが少なかったので、仲間探しというのが一番難しかった。そんな時に声をかけてくれた。タミヤGP専門TEAMに参加出来てとてもラッキーだった。

コースラインについてはあまり書かなかったが、コースをぶつけずに走れるようになるとだいたい、ベストラインというのは見えてくると思う。そこから細かなライン修正は必要だと思うが、中級レベルの練習をしていると、本当のベストラインがとれるようになる。上級者がレースになるとほぼ列を成してほぼ同じラインを走るから、上級者が集まるレースほど抜くっていうのが難しくなる。

でも、もうAメインとかはちょっと難しいかもしれない。この間TT02でスポーツチューンモーターのギア比フリーで慣れたサーキットを走行させてみたが、コーナーの感じが良く見えず、把握が難しい。老化現象もあるから視力を眼鏡補正とかもあんまり期待ができない。今後はラジコンカーレースに情熱を維持するのは難しいかも。
ただ走らせるのも楽しいし、飛行機や艦船のフルモデルビルドとか作るのは、自転車整備程面白いので、そんなビルド方面に移っていくかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする