
ここまで仕上がった。塗料がにじんだ時には、めったにないことなので絶望した。
ずいぶん以前、乾いたと思ったが実際は生乾きの上に、色の違う塗料するとにじんだことがあったので、ここ数十年は時間をかけて、しっかり塗料が硬化した後に塗っていた。
にも関わらず、なぜかにじんだ。絶望した。
全部剥がす気でいたんだけど、そこまでするのは大変。なので、部分的にはがして塗ることにした。
失敗したら全部はがそうという決意をしながら。

この部分のどこか。わかんねえ。素晴らしい!!
全部剥がそうと思ったのだが面倒くさすぎる。部分的にはがした後、きれいにした。一度部分塗装がうまくいかないか試してみることにした。
小さく部分的だと隣になる部分長く接してるほど、合わすのがむつかしい。なのでスカラップっていう特徴から、接してる部分を狭くできそう。比較的大きく剥がすことになった。
塗料の厚みが均等にすることに徹して、メタリックレッドを噴いた。うまくいった。
塗料がスプレー式なのもあって、ロットが同じならほぼ同じ色が出る。残りの塗料があって助かった。不足だったのでその上に新規スプレーで、塗料厚みをそろえた。厚みが均等だと色がそろうと考えたからだ。裏打ちのシルバーをしてみると、ちょっと色味が違うが、遠見にはわからねえ。見事に色がそろった。
すんばらしい、正直、奇跡!?
スカラップの縁の部分を白の縁取りにするので、マスキングのくりぬきが手間だった。均等の縁にするのは困難。不揃いになってしまったが、目立つところは修正して、大体きれいになったので、白を噴いてみた。
この2週間はほぼこれに手を取られた。
今後はスカラップの中の色をガンメタかライトガンメタか黒にするつもり。色味がまだ決めきれてないので、スプレーキャップでも当てて検討しようかと思ってる。
今回の事件の原因は、よくわからないが、スプレーのかき混ぜ不良による、塗料濃度の不均衡にあるんじゃないかと思ってる。
しっかり乾燥させても、塗料の不均衡から、上に塗った色が浸食して、メタリックレッドとまじりあってしまったとしか考えられない。メタリックレッドか裏打ちのシルバーの拡販が不十分だったと思われる。
今後はしっかり攪拌する!!!