久しぶりに「大江戸定年組」を読みました。もう巻きの7になっています。
巻きの1-4で紹介した様に55歳でそれぞれの役を引いた幼友達がいます。
元同心の藤村、元3千5百石の大身旗本夏木そして元小間物屋の当主七福の三人で大川(隅田川)の永代橋東詰に隠居所「初秋亭」を借り気ままに暮らしています。
今では「迷い猫探し、人探し、留守番など」一寸した頼まれ事を片付け(いささかは)世の役に立っています。
この三人の周りの話を短編でつなぎ話しを通す縦糸に深川でヤクザと目明しの二束の草鞋をはく「鮫蔵」が新興宗教「げむげむ教とそれに絡む殺人事件を追う話」が使われます。第6巻では「鮫蔵」が教組を追い詰める所まで行きましたが腹を刺され瀕死の重傷を負った上、記憶も喪失してしまいました。
第7巻も藤村は深川の鮫蔵の自宅に彼の身辺警護と介護を兼ねて出かけています。
夏木と七福は「よろず相談」を片付けています。
さて藤村の妻加代は亭主の行動に疑いを持ち夏木邸で夏木の妻志乃に匿われている内に「(殿方の気を引く)臭い袋」を考案、七福の後妻おちさの店で出したら好評なのを気に女三人商いに夢中です。最近も加代が「(女性が自分に使う)におい袋」を発売したら大評判。おちさの小間物に対する目利きと愛嬌、志乃の取引相手に対する貫禄が相まって今では七福堂の年間の売り上げを一月で稼ごうかとの勢いで「お針子追加で三人も雇い」、初秋亭の近くに家を借りて「早春工房」の看板を上げる勢いです。
さて話は戻って「鮫蔵」は藤村の介護の影で体力と気力を取り戻します。そこで記憶も取り戻しました。そうなれば「げむげむ教の教組」を逮捕するにはもう一息です。注意深く読めば巻きの6では教組の影に手が届くような表現がありました。
ここでもメタばれを避け名前を出しません。
三人と元気になった鮫蔵が揃って江戸に火付けをたくらむ「悪徳商人の逮捕」に大活躍する話で今回は終わりです。
鮫蔵は故郷八王子に父親の墓参りに出かけます。瀕死のみで寝ている間、鮫蔵が武士の子で父を嫌い殺して江戸に出てきた経緯があります。鮫蔵は深川に戻るでしょうか?
三人は又平凡な隠居暮らしに戻ってゆきます。
巻きの1-4で紹介した様に55歳でそれぞれの役を引いた幼友達がいます。
元同心の藤村、元3千5百石の大身旗本夏木そして元小間物屋の当主七福の三人で大川(隅田川)の永代橋東詰に隠居所「初秋亭」を借り気ままに暮らしています。
今では「迷い猫探し、人探し、留守番など」一寸した頼まれ事を片付け(いささかは)世の役に立っています。
この三人の周りの話を短編でつなぎ話しを通す縦糸に深川でヤクザと目明しの二束の草鞋をはく「鮫蔵」が新興宗教「げむげむ教とそれに絡む殺人事件を追う話」が使われます。第6巻では「鮫蔵」が教組を追い詰める所まで行きましたが腹を刺され瀕死の重傷を負った上、記憶も喪失してしまいました。
第7巻も藤村は深川の鮫蔵の自宅に彼の身辺警護と介護を兼ねて出かけています。
夏木と七福は「よろず相談」を片付けています。
さて藤村の妻加代は亭主の行動に疑いを持ち夏木邸で夏木の妻志乃に匿われている内に「(殿方の気を引く)臭い袋」を考案、七福の後妻おちさの店で出したら好評なのを気に女三人商いに夢中です。最近も加代が「(女性が自分に使う)におい袋」を発売したら大評判。おちさの小間物に対する目利きと愛嬌、志乃の取引相手に対する貫禄が相まって今では七福堂の年間の売り上げを一月で稼ごうかとの勢いで「お針子追加で三人も雇い」、初秋亭の近くに家を借りて「早春工房」の看板を上げる勢いです。
さて話は戻って「鮫蔵」は藤村の介護の影で体力と気力を取り戻します。そこで記憶も取り戻しました。そうなれば「げむげむ教の教組」を逮捕するにはもう一息です。注意深く読めば巻きの6では教組の影に手が届くような表現がありました。
ここでもメタばれを避け名前を出しません。
三人と元気になった鮫蔵が揃って江戸に火付けをたくらむ「悪徳商人の逮捕」に大活躍する話で今回は終わりです。
鮫蔵は故郷八王子に父親の墓参りに出かけます。瀕死のみで寝ている間、鮫蔵が武士の子で父を嫌い殺して江戸に出てきた経緯があります。鮫蔵は深川に戻るでしょうか?
三人は又平凡な隠居暮らしに戻ってゆきます。