王様の耳はロバの耳

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09年度一般会計 財務省原案

2008-12-21 07:06:41 | 政治
一般会計、最大の88・5兆円 財務省原案きょう内示 (産経新聞) - goo ニュース

19日中川財務相が平成21年度予算の財務省原案を発表してました。
一般会計は88兆5500億円に上り過去最大の規模となります。

今年の一般会計予算がざっと83兆円 国債費(国債の借り換えと金利分)15兆円は置いても税収53兆円 不足分15兆円は埋蔵金を探しだし埋め合わせなお且つ不足分は赤字国債を発行し帳尻を(帳面上)合せた筈だ。
既に今年度上期から税収不足が言われていたから赤字国債は30兆円の枠に収まらないかもしれない?!

これさえ問題なのに平成21年度の一般会計の原案は88兆円と「山より大きなイノシシ」か「海よりでかい鯨」を追い出そうとしている。

税収は47兆円前後、国債費は15兆円で変わらないとしても26兆円は更に埋蔵金を探し出し不足分は赤字国債の大量発行であろう。

日本の累積債務883兆円に加えて発行される赤字国債は60年後に1億人に減った日本の子供達に償還義務が負わされる。
今でさえ返せない借金を2割も減った人口でどうやって返せと考えているのか?

米国発の経済危機の影響で日本が潰れないようにするのが政治の大本である。
100年に1度と口にするならそれらしい事がこの予算原案にどれだけ盛り込まれたか???

揮発油税暫定税率の一般財源化さえ9割は手付かずで道路財源として確保されていると聞く。特別会計の見直しは如何する?
いやもっと言えば「聖域なき行財政改革」はどうなった??
反対から見れば「大胆な改革」が無いから税収不足を赤字国債に頼るという落第生の答案になる。

100年に1度の経済危機と思うなら:
その1:国債償還の3年停止
その2:せめて国債の利払い3年停止
その3:公務員の給与2割借り上げ(景気がよくなるまで預かり)
その4:中小企業の金利肩代わり
位の事は提言しないとね。中川財務相は財務官僚の「おしゃべりオウム(言われた事を言い返しているだけ)」である。

何かとんでもない事を書いているように見えるかもしれないが日本がIMF管理になれば当然上の幾つかはやらざるを得ない。
まだ政府原案になるまでいろいろ情報がでるだろうからその折又批判する。


産経新聞:
中川昭一財務相は19日、平成21年度予算の財務省原案の概要を明らかにした。一般会計総額は経済対策や基礎年金の国庫負担引き上げなどで過去最大となる88兆5500億円。歳入不足を補う新規国債の発行額は33兆2900億円で当初予算ベースで財政再建への目安としてきた「新規国債発行枠30兆円」を4年ぶりに超え、財政健全化路線からの転換を印象づける予算となりそうだ。

 一般歳出は51兆7300億円に拡大して初めて50兆円を突破。地方交付税等は16兆5700億円と今年度比9600億円増となった。


 歳入面では、税収見込みが景気悪化による法人税収の低迷などで今年度当初に比べ7兆円以上の減少となる46兆1000億円。その他収入は財政投融資特別会計の積立金などから9兆1500億円を捻出(ねんしゅつ)する。


 中川財務相は19日の記者会見で、国の借金となる新規国債の発行を減らすため特別会計の財源活用で「かなり無理をした」と強調した。それでも新規国債発行額は今年度に比べて7兆9500億円の増加となった。


 政策的経費を国債発行による借金に頼らず、税収などでどれだけ賄っているかを示す基礎的財政収支(プライマリーバランス)の赤字幅は、今年度の2倍以上となる約13兆円に拡大。政府が目指す23年度の黒字化達成はさらに難しくなった。


 財務省原案は20日に内示され、24日に政府案が決定される。(引用終り)
コメント (2)
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