王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

渡辺喜美氏 衆院解散に賛成

2008-12-25 04:10:42 | 政治
渡辺喜美・元行革相、衆院解散要求決議案に賛成(読売新聞) - goo ニュース

24日昼2時過ぎ店番しながらラジオを聴いていると衆議院で「衆議院解散要求決議案」が否決された話とその際自民党の元行革相渡辺喜美氏が「野党に賛成した」との話が流れました。

夕刻のTVニュースを見ますと自民党の席で1人だけ「賛成の起立」をしている映像とその後どこかで記者に囲まれ「この閉塞感を打ち破るには解散は必要。どんな処分も受けます」と話をしていました。
発言からすると確信的に「解散賛成」した訳です。又それは今月に入ってからの渡辺氏の言動を考えるとそうして不思議は無い気がしました。
この映像を見ながら爺は「自民党が“叱り置き(厳重注意注意)”程度で留めたらまあまあだな」と思っていました。
夕刻のニュースでは細田幹事長が「戒告ものだ」と語っていましたが9時のニュースでは「戒告処分決定」を流しました。
離党勧告だ除名だと話題を作るより「国会閉幕」にあわせこの件幕引きを計ったのでしょう。渡辺氏も細田氏も想定の範囲に納まりました。

さて渡辺氏は「自分からは(党を)出てゆかない」と言ってましたが「解散賛成」を機に居辛くなるでしょうね。あと4人確たる同士が自民党内に居ないとまさかの時に政治資金窓口の「会派」も組めません。
その反面衆議院であと16名が緩やかな政策グループを組めれば「衆院再議決」に待ったを掛ける力を持ちます。

5日から早々と通常国会の開幕で補正予算と新年度予算審議とか。短い政界ストーブリーグになりそうです。
麻生総理と自民党執行部には気になるクリスマスプレゼントになりました。


読売新聞:
 自民党の渡辺喜美・元行政改革相は24日午後の衆院本会議で行われた民主党提出の衆院解散要求決議案の採決で、党の否決方針に反し、決議案に賛成した。

 渡辺氏は採決後、国会内で記者団に、「(党執行部から処分されても)すべて覚悟の上だ」と語った。(引用終り)
コメント (1)
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