王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

無保険救済法案が成立へ

2008-12-19 08:29:58 | 政治
無保険救済法案が成立へ 中学以下に短期保険証(共同通信) - goo ニュース

報道によれば「親などが国民健康保険の保険料を滞納すると子供も無保険となり病院で診療の際には一旦全額を支払わねばならず、診療の敬遠に繋がる}と心配されていました。
一部市町村では「短期の保険証」を出すなど取り組みを見せている所もありましたが全国的には中学生以下の無保険児童が3万3千人いるとの事です。
そこで「無保険」状態になっている子どもを救済する改正国民健康保険法が、19日の参院本会議で可決、成立する見込みです。親などが保険料を滞納していても有効期間6ヶ月の「短期保険証」を発行するとの事。

さて爺の疑問:
その1:親は金が無いのですが3割或いは1割は窓口負担なのでしょうね。
その2:「6ヶ月」経っても親の状態が改善しない場合どうなるのでしょう? 当然「延長でしょうね」
その3:国保の財源は減ります。その補填は誰がどうやって処理するのでしょう?

些かの改善ですが問題の解決には見えません。

この日本列島に日本民族がもっと広く言えば日本国民が存在する為には子供達が生まれ継ぎ生き継ぎして行かねば成り立ちません。
その為に子供達の生存環境(社会保障制度)の整備は日本国の最優先課題でなければなりません。
そう考えれば「揮発油暫定税率による財源」や「道路特別会計」等に有る金を「中学生以下の医療保険無料」に向け処置するのは与野党関係なく考えなければならない事です。
大胆な「行財政改革」が行える政府を選ばないといけません。


共同通信:
親などが国民健康保険の保険料(税)を滞納して「無保険」状態になっている子どもを救済する改正国民健康保険法が、19日の参院本会議で可決、成立する。親などが保険料を滞納していても、中学生以下の子どもには有効期間が6カ月の短期保険証を一律に交付。全国で約3万3000人いるとされる中学生以下の無保険の子どもが、病院の受診を控えなくてもよくなる。改正法は来年4月から施行される。
(引用終り)
コメント (2)
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